平成24年度 人権平和集会(3)
- 公開日
- 2012/12/07
- 更新日
- 2012/12/07
学校のようす
最後に、2003年度の先輩たちが採択した「洛南人権宣言2003 〜光〜」をこの場で再認識し、平成24年度の人権平和集会を締めくくりました。
1945年8月15日、日本は終戦を迎えました。
果てしなく続く焼け野原、
100年は緑がよみがえらないと言われた広島と長崎の大地、
二度とかえらない、かけがえのない人々・・・。
この戦争で、多くの命が失われ、悲しみだけが残りました。
58年前の多大なる犠牲は、今なお、私たちに戦争の悲惨さを教えてくれます。
被爆者の方は、こうおっしゃいます。
「核兵器による犠牲は、自分たちが最後でありたい」と。
この切実な願いを、しっかり受け止めなければなりません。
しかし、今、私たちは平和の大切さを忘れかけてはいないでしょうか。
今、手にしている豊かさが、当たり前だと感じてはいないでしょうか。
世界に目を向けると、明日を生きられるかわからない子供たちが大勢います。
争いと貧困の中で、ぎりぎりの命をつないでいる現実があります。
たくさんの苦しみや悲しみは、決して過去のことではないのです。
豊かな国となった日本に生きるからこそ、私たちにはできることがあるはずです。
しなければならないことがあります。
本当の平和とは何か。平和を守るためには何が大切なのか。
洛南中学校の全校生徒一人一人が考えました。
平和への第一歩として、過去の戦争や過ち、現在の世界の現状を知る。
人の心の痛みを感じ、思いやる気持ちを持ち、お互いの違いを認め、理解し合う。
人の命の大切さを、さらに深く学ぶ。
過去の過ちを二度と繰り返してはなりません。
今、世界で起こっている争いが、一刻も早く終わることを願います。
平和こそ、人権を守る何よりの礎なのです。
そして、人を大切にしようとする心こそが争いのない世界を創造するのだと信じます。
このことを胸に刻み、平和について学び、知り、考えることで、
私たち一人一人が、輝かしい未来を築く、希望の光となることを
ここに宣言します。
平成24年度の人権平和集会のまとめとして、校長先生から、「今までの話を自分たちの身の回りの生活に置き換えて考えてみましょう。」「自分の周辺にいやな思いをしている人はいませんか?」「見て見ないふりをしている人はいませんか?」「いやな思いをしている人が10人から5人に減ったので良かったという問題ではありません。」「すべての人がいやな思いをしない学校にしていきましょう。」と訴えかけられました。