学校日記

御礼

公開日
2026/03/30
更新日
2026/03/30

校長室から

謹啓 

春陽の候、保護者の皆様、地域の皆様、そして在校生・卒業生の皆さんには、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 さて、私こと、川島浩明は、このたび役職定年を迎え、人事異動により、初任者研修指導教員を命ぜられました。

九条中学校在任中は、心温まるご厚情により、4年間無事楽しく勤務することができましたことを心から感謝致しております。

「自分の得意や好きを生かし、京都一を目指しませんか!」4年前の入学式で新入生に送られたPTA会長様の言葉は、私の目標にもなりました。そしてこの4年間、学校ホームページでは、8000を超える記事がつづられました。毎日が感動の連続でした。

学校行事でのあの盛り上がり、生徒も教職員も心を一つにして取り組む様子には、いつもご来校の皆様からお褒めの言葉をいただきました。

部活動では、ベスト8やベスト16に入る運動部、コンクールやコンテストでの金賞をはじめとした入賞を果たす文化部、日々の活動を自分たちらしく黙々と進める部の活動がありました。

また、自分の得意や好きを生かし、いろいろな競技に取り組む生徒さんもいました。ダブルダッチやダンスでは世界を股にかけての活躍、競技スポーツや吹奏楽での選抜選手、陸上・水泳(競泳・水球)・剣道・柔道・スキー・サッカーの各競技では、京都府にとどまらず、近畿、全国での活躍もありました。一時、「九条は陸上強豪校」との評判が流れたほどです。

学習面においては、日々の授業を大切にする姿が、京都市の中でも上位に位置する結果を残してくれています。

こうした活動や学習の成果で、校門横の掲示板はいつもあふれかえりました。

そして私の目を引くのが、見えないところで支えてくれる生徒の皆さんの働きがあるということです。朝早く登校するや教室の黒板をピカピカにしてくれる姿、トイレのスリッパをきっちりそろえてくれる姿、率先して先生にお手伝いを申し出てくれる姿、菜園や花壇のお世話を一生懸命にしてくれる姿、掲示物やボードを使ってやさしく呼びかけてくれる姿、いつも笑顔で挨拶してくれる姿、自分の気持ちを大切に歩んでくれる姿などなど、こうした陰で支えてくれる人がいるからこそ、表舞台が華やぐのです。自分の人生においては、表舞台も裏方もなく、自分の選んだ役が主役となることを実感します。小規模校でもこれだけできる。九条でもできる。九条だからできる。生徒の皆さんは、目の前の大きな山や自分自身の大きな壁に、果敢に挑んでくれました。

そうした毎日の中で、ホームページのネタに困ることはありませんでした。どうかこれからも、「自分を大切に、人を大切に」みんなで「京都一の九条中学校」を目指していってください。たくさんの感動をいただき、本当にありがとうございました。

最後になりましたが、保護者の皆様、ご家族の皆様、地域の皆様、微力な私の学校経営にも、いつもご理解とご協力をいただきましたことに、心より感謝を申し上げます。ともに考え、ともに悩み、歩み続けた九条教育の中で、喜びをともにできましたことに、仕事で入って、出る今は仕事だけでない人間同士の温かな心のつながりを感じております。それだけに、残念な思いもございますが、これからはお教えいただいたことを大切に、新任地におきましても、自分なりに「京都一」を目指し、業務に精進する所存でございます。九条中学校は、私に校長の喜びを与えてくれた学校です。本当に、ありがとうございました。

末筆ながら皆様のご健康をお祈りし、転任のご挨拶とさせていただきます。

                         謹 白

令和8年3月30日

京都市立九条中学校

校 長  川島 浩明