成果が出ないときこそ…
- 公開日
- 2020/05/22
- 更新日
- 2020/05/22
校長室から
皆さん,おはようございます。今朝もさわやかな風が心地よいですね。朝の気分はどうでしょうか。今日の言葉は,「成果が出ないときこそ,不安がらずに,恐れずに,迷わずに一歩一歩進めるかどうかが,成長の分岐点であると考えています」です。これは,稀代の天才棋士と呼ばれる羽生善治(はぶ よしはる)さんの言葉です。
羽生さんは,将棋界初の7タイトルを独占するという前人未到の偉業を達成するとともに,通算タイトル獲得数も歴代1位となり,現役最高とも言われる将棋棋士の方です。大きな成果を作られているイメージのある羽生さんですが,第31期竜王戦七番勝負で敗戦し,27年ぶりに無冠となり,残念で眠れないと話すほど不調な時期がありました。成果が出ないときでも自分と向き合い,何が原因で成果が出ていないのか,上手くいっていること,いっていないことの両方を把握して,どうしたら改善して成果にできるかを考え続けて来られたそうです。
また,羽生さんはこんなことも言っておられます。「遠回りしながらも,もがいて身につけたものの方が,簡単に得たものよりも後々まで役立ちます。『もがく時間』はすごく大事です。わからない,迷っている,悩んでいる。そのような時間は,後々の財産になります。」「何かに挑戦したら 確実に報われるのであれば, 誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで,同じ情熱,気力,モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり,私は,それこそが才能だと思っている。」 皆さん,いかがでしょうか。
ここでいう「もがく」とは,「苦しい,壁にぶち当たった,でも,どうにかしようと立ち向かう。でも,どうにもならない,できない,うまくいかない。前向きな気持ちを持ち続けるのが難しい。しかし,このまま終わるわけにはいかないし,終わらない,あきらめない。だから,必死に頑張っている。」といった状況だと思います。もがく中で,自分を知り,他者を知り,どうにもならないことを思い知って,これまで抱いていた常識,思い込みや勘違いに気づいく…。そして,自身を顧みて,反省し,まわりから支えてもらい,励まされながら,進んでいく…。「もがく」のは,まだあきらめていないからです。困難な時にもがくか,否か,それが「成長の分岐点」。頑張りましょう 九条中生の皆さん。「希望に燃えよ 我が九条」。