学校日記

夜間部の「道徳の時間」の様子!

公開日
2016/05/18
更新日
2016/05/18

道徳の時間

 4月22日(金)夜間部が実施した「道徳の時間」に、以下の自作教材をもとに、各自の考えを交流しました。 B−(9) 相互理解、寛容 C−(10) 遵法精神、公徳心

『それは、4月のある晴れた日のできごとでした。京都機械工業株式会社の守衛である高橋さんは、いつものように、来社してきた社員以外の人たちの出迎えと送り出しで忙しく働いていました。ちょうど昼休みが終わったころ、一台の黒色の高級自動車が守衛室の前に止まりました。その車から降りてきたのは、初老の少し怖そうな男の人でした。車から降りてきた男の人は、守衛室の前で「私はここの井藤社長の昔からの友人で、以前この会社と取引していた滋賀工業の元社長の岡本です」「たまたま近くを通りかかったので立ち寄りました」「井藤社長に会いたいので門を開けて下さい」と言いました。
 守衛の高橋さんは、会社の規則で、社長に会う場合は予じめ電話などで連絡をして許可が必要だと説明をしました。でも、元社長の岡本さんは、「昔からの友人なのに、なぜ門を開けて入らせないのだ」「なぜ、会わせないんだと言って急に激しく怒りだしました。それでも守衛の高橋さんは、「会社の規則ですから、この門を通すことはできません」と説明し続けました。
 滋賀工業の元社長の岡本さんは、大声で「社長にいいつけてやるからな」と言って、ついに諦め怒って帰ってしまいました。翌朝、守衛の高橋さんは総務部の藤井部長と吉田専務から、すぐに面接室にくるよう連絡をうけました。部屋に入った高橋さんに藤井部長は、いきなり大声で「馬鹿者、きのう滋賀工業の元社長の岡本さんに、なんという失礼なことをしたのだ」と激しく責め立てました。でも、高橋さんは、規則を守ったことで怒られる理由はありません。と言い返しました。大きな声に気付いた井藤社長が部に入ってきて、二人から事情を聴きました。
 このあと井藤社長は、どうしたでしょうか。』

 「守衛の高橋さんは、社長に電話をして確かめるべきだった。」「規則守っている部下を頭ごなしに怒る上司は、襟を正さないといけない。」「これを機に規則を変更する。」「まずお互いの話を聞いて、高橋さんには電話してこなかったことだけを注意する。藤井部長と吉田専務には、なぜ自分に相談しなかったかを注意し、岡田さんには自分が謝罪する。」など、それぞれの考えを発表・交流し、より良い生き方を考えました。