学校日記

夜間部の新しい仲間を迎えて,新年度がスタート!

公開日
2014/04/10
更新日
2014/04/10

校長室から

 夜間部の生徒6名を迎えて新年度がスタートしました。昼間部は今日から体験入学が始まりました。5月には昼間部にも新しい仲間が加わることになるでしょう。これから,みんなで力を合わせて,さらに毎日楽しく通える学校づくりをしていきましょう。


            入学式「学校長式辞」より
 今年の冬は,全国各地で記録的な大雪に見舞われるなど,非常に厳しい冬でした。しかし,厳しければ厳しいほど,春が待ち遠しく,その訪れにはこの上ない感動が待っています。そして,桜の木々は今を盛りに咲き誇り,感動と喜びの春を6名の新入生の皆さんと共に迎えることができました。みなさんは,今咲き誇る桜の木々のように,厳しい冬の季節を乗り越え,「学びたい」との一心で,今日ここに集われました。ここに至るまで,言葉だけでは言い難いご苦労もあったここと,お察しいたします。しかし,年齢に関係なく,自分を高めたい,よりよく生きたい,このような皆さんの思いに,私は「学びの原点」というものを感じるとともに,その姿勢に心から敬意を表したいと思います。「初心忘るべからず」という言葉があります。どうか,今のお気持ちを大切に,その志を貫き通してください。
 先月3月には,昼間部9名,夜間部3名,合計12名の仲間達が卒業し,少し寂しい気持ちになっていましたが,今日ここに新しく6名の仲間を迎えることができました。その卒業式で,夜間部の生徒代表が答辞で,入学してきたときの思いを語っておられました。一部ですが,紹介します。…(卒業式答辞)…入学してきたときの不安な気持ちは,今の皆さんと同じではないでしょうか。でも,それを乗り越えたときに見えてくるものは,経験した人にしか味わえないものだと思います。仕事や家事に追われながらの勉強は大変なものだったと思いますが,彼女は清々しい気持ちで卒業していかれました。
 今日は新入生の皆さんに,2つの言葉を送りたいと思います。1つ目は,「学びを楽しむこと」です。これから始まる毎日の学習の中で,今まで知らなかったことを発見できたり,疑問に思っていたことが解決できたりということが数多く出てくると思います。そのようなとき,さらに好奇心を持って探究してもらいたい。それがさらなる「学ぶ喜び」につながります。昨年度の途中からではありますが,専門の先生による「日本語教室」を開設しました。今年度は,それもさらに充実させていきたいと思っています。だから,日本語の苦手な人も心配しないで,基本をしっかりと学び,様々な教科に挑戦していってください。
 2つ目は「つながり」です。本校では,世代,国籍,文化の異なる人たちが集まってきています。当然,生まれた場所も育った環境も違います。だから,いろんな個性があり,いろんな考え方や価値観があります。大切なのは,その違いを認め合うことです。相手のいいところを探すことに心掛けてください。相手を尊重することに心掛けてください。さらに,洛友中学校には,昼間部の子どもたちもいます。本校は,その昼間部の子どもたちと夜間部のあなたたちとが,互いに交流して学び合う全国でたった一つの学校です。夜間部には,洛友中学校の前身である郁文中学校から受け継いだ素晴らしい伝統があります。それは,先ほど述べました「学びを楽しむこと」です。これまでに様々な困難を乗り越えてきたからこそ,見えてくるものがあると思います。それを昼間部の子どもたちにも教えてやってください。伝えてやってください。今や昼間部と夜間部は互いになくてはならない存在です。違いを認め合いながら,支え合い,励まし合い,そのつながりをより深め,より広げて行きましょう。

                         平成25年4月9日
                         京都市立洛友中学校
                         校長  岡田 敏之