学校日記

『3年生 国語特別補講 最終回です』

公開日
2014/07/08
更新日
2014/07/08

学校の様子

 本日7限目は標記特別講義の3回目、最終回です。

 今回の教材は「北越雪譜」。高校の入試問題などにもよく取り上げられる作品で、「ほくえつせっぷ」と読みます。江戸後期における越後魚沼の雪国の生活を描写した書物です。雪国の風俗・暮らし・方言・産業まで、雪国の様々な姿が豊富な挿絵も交えて詳細に記されています。著者は、南魚沼市塩沢で縮仲買商・質屋を営んだ鈴木牧之(ぼくし)。1837年(天保8年)に江戸で出版されると当時のベストセラーとなりました。
 これまで扱った「古事記」や「源氏物語」に比べると、生徒諸君には取っつきやすかったかもしれません。岸本先生のご指導の下、隣同士で交互読みをしていました。

 最近「リベラルアーツ」という言葉がよく聞かれます。大学等で誰もが身に着けるべき基礎教養的と見なされた科目に対する総称だそうですが、少し乱暴に言えば「教養」と説明できるでしょうか。
 今回の特別講座は、まさしくその「教養」を涵養することをねらいとしています。これからの高校や大学、社会人生活において、彼らの学びの「裾野を広げる」ために必要不可欠な素養です。

 以前にもお伝えしましたが「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」と思います。あまりに効率ばかりを追い求めていては、本当に大切なものを見過ごしかねません。これからも、一見遠回りに見える「営み」を大切にしていきたいと思います。

 岸本先生、本当にありがとうございました。またご指導いただくこともあろうかと思います。よろしくお願いします。