学校日記

『七夕(たなばた)によせて』

公開日
2014/07/07
更新日
2014/07/07

学校の様子

 本日は七夕です。写真は、以前お知らせしました星港学校との交流で作成した「短冊」を教室前の廊下に飾ってある様子です。いろいろな願い事が書かれていて、本当に面白いです。

 さて、手元の辞書を紐解いてみると
『七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事で、一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつ。
 毎年7月7日の夜に、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣が今も残る。
 その起源には数多くの説があり、もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と、おりひめとひこぼしの伝説、それと奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」という行事があわさったものと言われている。』とあります。

 ところで、私が以前から気になったことがあります。それは、願い事をどうして「五色の短冊」に書くのだろうか、と言う点です。さらに調べてみると
『七夕祭りでは、五色の短冊に願い事を書き、それを笹の葉に飾るが、これは五色人の発生を表現している。五色人を発生させた神々をお祀りするところから、五色の短冊に願いを書き、正神の霊力により救われるという意味で、短冊を飾る形になっている。天照主大神様が地上に降り立たれて五色人を産み出され、その五色人が世界に散って行ったのである。』との記述に出会いました。

 うーん、「五色人」で何だろう? もう少し調べてみると、
『五色人とは
・黄人は 日本、中国、朝鮮、モンゴル
・赤人は アメリカインディアン、ユダヤ、アラビア、エジプト
・青人は 北欧、スラブ
・白人は ヨーロッパ全般
・黒人(紫)は アフリカ、インド、オーストラリア(アボリジニ)
 以上の五色人がオリンピックの五輪やお寺にある五色の幕として表されている。』とあります。

 そうなんだぁ!と感心しました。宗教的な解釈はともかく、肌の色やことば、文化の違いこそあれ、われわれは一つである、と捉えればよいのでしょうか。とても「グローバル」な視点かもしれません。遠く離れた中国・蘇州の星港学校の生徒諸君とともに、子どもたちが願い事を短冊を書いたことと考え合わせると、非常に意味深く感じられます。
 街の夜空は明るく「天の川」を認めることは難しいですが、生徒諸君の「願い」が無事に天へと届き、いつの日か叶えられることを保護者の皆さまとともに祈りたいと思います。