広島原爆忌によせて
- 公開日
- 2013/08/06
- 更新日
- 2013/08/06
学校の様子
本日8月6日は、68回目の「広島原爆の日」(広島原爆忌)です。原爆の被害者として、また戦争の被害者としてお亡くなりになった、多くの方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
これまでの史実研究により、京都が原爆投下目標の最有力候補の一つであったことは、よく知られています。
資料によれば(出典:「マンハッタン計画」大月書店)、『昭和20年5月12日付けの資料151「目標検討委員会第2回会議の要約」では、京都と広島がAAクラス(最優先)の目標とされ…(中略)…昭和20年6月30日付けの資料209「グローヴズからマーシャル陸軍参謀総長にあてた覚書」において、「京都も選ばれましたが、同市は、陸軍長官の指令により、原子核分裂爆弾のみならず、すべての爆撃の目標候補地から除外されました」と記述されてる。』
つまり、原爆投下の約1ヶ月ほど前、平成20年6月末の時点でようやく京都は投下目標からはずされたことがわかります。
私はこの事実に触れるたびに、何とも言いようもない不思議な気持ちになります。私たちが住んでいるこの京都も、もしかしたら原爆の被害を受けていたかもしれない…他人事ではありません。広島・長崎での悲惨な出来事を風化させてはならない、忘れてはならないと強く思います。私たちは、過去を変えることはできませんが、過去から学ぶことはできるはずです。そのためにも、生徒諸君にグローバルな視点・自他共生の理念に基づく学びを通して、平和な国際社会を築くための一翼を担ってもらいたいと心から願っています。
「原爆忌」、夏または秋の季語でもあります。本当に悲しい季語です。
過去の戦争や紛争、事故や震災等でお亡くなりになった人々の御霊を悼みながら、この日を心静かに過ごしたいと思います。