学校日記

3年生 道徳の時間

公開日
2013/06/25
更新日
2013/06/25

学校の様子

 本日4限目に、3年生は全クラスで道徳の授業をおこないました。今回は、実習生のお二人にも授業をしてもらいました。

 ここでの主題は「自他の生命を尊重する」、そして教材は「カレンさんの思い」という内容でした。
 教材の概要を述べますと、アメリカ・ニュージャージー州の21歳になるカレンさんは、事故により「植物人間」となってしまい、日に日にやせ衰えていくばかり。娘の悲惨な姿に耐えきれなくなった両親は、医師に安楽死を願い出ます。しかし、医師はその申し出を断ります。その後、カレンさんは延命装置をつけて生き続けます…

 重いテーマです。しかし、現代社会において、避けて通ることはできない題材でもあります。生徒諸君は「しっかり考え」「積極的に発言」していました。彼らの意見を聞きながら、私自身もいろいろと考えさせられました。

 学習指導要領では、「道徳教育の目標」が以下のように述べられています。
「道徳教育の目標は,(中略)学校の教育活動全体を通じて,道徳的な心情,判断力,実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。」

 やや抽象的な表現で、分かりにくいかもしれませんね。そして、こう続いています。

「道徳の時間においては,以上の道徳教育の目標に基づき,(中略)道徳的価値及びそれに基づいた人間としての生き方についての自覚を深め,道徳的実践力を育成するものとする。」

 私は、この「実践力を育成」することこそが、学校では最も大切ではないか、と考えています。多様な価値観が混在する現代において、自らが「正しい」と信ずることを形にできる力を、本校の生徒諸君には培って欲しい、そう願っています。

 授業では、最後にこう問いかけます。
「人間として生きること」とはどのようなことでしょう? 

 3年生の保護者の皆さま。時にはご家庭で、こうした根源的な「問い」についても話題としていただければ、本当にうれしく思います。よろしくお願いします。