学校日記

第5回「経済・知力フォーラム」

公開日
2009/10/30
更新日
2009/10/30

学校の様子

 昨日に続いて,「経済・知力フォーラム」の特別講義の第5回目の紹介です。今日の講師は大阪大学教授の大竹文雄先生で,3年A組の生徒を対象に「仕事の経済学」について講義していただきました。
 前半は「男女間の賃金格差」の問題について,興味深い「経済実験」の結果を通してわかりやすく講義していただきました。
 後半は「貧困率」についての説明があり,日本は絶対的貧困ではないけれど貧困率が意外と高い国であることに,生徒たちは驚いていたようです。
 また「最低賃金制度」についての説明では,「最低賃金を今の729円から1,000円に引き上げると,低賃金の人の賃金は上がるのだろうか?」という問いに対して,大部分の生徒がそうなるであろうと予想していたにもかかわらず,最低賃金があがると,それまで最低賃金で働いていた人がそのまま雇われるとは限らないことに気付かされ,経済政策の難しさを実感させられました。
 最後に大竹先生は,「解消策だと思っても,逆に問題をより深刻にさせてしまうこともある。君たちは,本当の原因をしっかり考える力をつけることが大切です。」と,今日の講義をまとめられました。