入学式 式辞
- 公開日
- 2022/04/08
- 更新日
- 2022/04/08
校長室から
あたたかい日差しが日ごとに強くなり,陽春の息吹が感じられる季節となりました。本日,PTA会長様をはじめPTA・保護者の皆さまのご臨席を賜り,令和4年度 京都市立西京高等学校附属中学校 入学式を挙行できますことに,感謝の言葉を申し上げます。
新入生の皆さん,また,本日ご列席いただきました保護者の皆さま,御入学,誠におめでとうございます。教職員一同を代表いたしまして,心よりのお祝いを申し上げます。また,コロナ感染防止対策にご理解とご協力を賜りありがとうございます。
平成16年に開校いたしました本校附属中学校も,いよいよ第19期生の入学を迎えることとなりました。創設以来,皆さんの先輩方は様々なことに挑戦してきました。その中で得た多くの経験が西京を成長させてくれたと思います。皆さんには失敗を恐れず,自分の夢や希望に向かって努力し,充実した中学校生活を築いていただきたいと思っております。
「西京」では,今日を第1日目として,最初の3年間の附属中学校,それに引き続く高等学校エンタープライジング科での3年間と,あわせて6年の長きにわたる学校生活がいよいよスタートします。ご存じの通り今年度から高校3年生は成人年齢引き下げにより18歳から成人として扱われます。子供から大人へ,精神的にも自立した人格に成長し,グローバルリーダーとして社会で活躍貢献できる人になってほしいと思います。そのために,中学高校時代に心の底からやりたいことを見つけてください。何かに熱中できることがあれば,この素晴らしい時期が充実した六年間になることでしょう。ここにいる新入生の全ての皆さんが,一人ひとり立派な若者となり,自信に満ちた表情でここ西京を後にし,自らの夢を実現するために,新たな世界に飛び出していくことを願っています。
私たちは,本校の校是であります「進取(新しいことをどんどん受け入れていこう)」,「敢為(あえて難しいことにチャレンジしていこう)」,「独創(ひとのまねではない,自分だけのものをつくりあげよう)」の考えのもとに,皆さんの6年後が希望に満ちた船出となるよう,全力で皆さんをサポートすることを約束したいと思います。
また,本校のモットーは「おもしろおかしく」です。学校は楽しいところでなくてはなりません。どうすればおもしろおかしい生活が送れるのでしょうか。自分のやりたいこと,やるべきこと,やれることをしっかり考え,実行することが達成感や成就感につながります。勉強に,部活にその他様々なことに一生懸命に励む皆さんには,楽しいことばかりではなく,悲しいこと,苦しいこと,様々な困難が待ちうけているかもしれません。そういう時こそ,あきらめたり,逃げたりたりせずに現実を受け入れ,心を落ち着かせるとともに,新しいことにチャレンジすることが,おもしろおかしく過ごすことができるための方法です。
新入生の皆さんに,2つのことを話しておきたいと思います。
1つ目は,今回,皆さんが超難関といわれた選考に自らの力で突破したという自信をもちつつ,入学と同時にゼロから学習や様々な活動に謙虚に取り組んでほしいということです。当然のことながらご家族の支援や周りの人のサポートに感謝する気持ちは忘れないでください。そして,ここからは新たなステージで悪戦苦闘しながら自分を磨き成長させていきましょう。その際,困ったことがあれば人を頼りお願いしてください。自立は自分で立つと書きますが,人にお願いすることも自立するために必要であるということを知っておいてください。
2つ目は,皆さんが入学された中学校は,附属中学校の名の通り,西京高校へつながっているということです。西京高校は,卒業時の進路目標を国公立四年制大学とし,「人と繋がる力」「社会と関わる力」を身につけることをめざす専門性の高い高校です。その学校に繋がっていることを常に意識して,中学校でのすべての学習に積極的にかつ主体的に取り組んでほしいと思います。
最後になりましたが,保護者の皆さまにひとことお祝いを申し上げます。お子様のご入学,誠におめでとうございます。多くの本校入学希望者の中から,見事合格され,本日ここにご入学いただくにあたっては,様々なご心配やご苦労がおありではなかったかと推察いたします。
しかし,これからの6年間も決して順風満帆な時ばかりとは限らないでしょう。それでも,学校・保護者が手を携え,生徒一人ひとりの成長と自立のため,時には優しく,時には厳しく,同じ方向を向いて,全ての生徒の成長を支えていきたいと考えております。
最後までご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげて入学式に当たりましての式辞といたします。
令和4年4月7日
京都市立西京高等学校附属中学校
校長 岩佐 峰之