『技術・家庭科 エネルギー・環境教育 1・2年生』
- 公開日
- 2019/07/04
- 更新日
- 2019/07/04
学校の様子
技術・家庭科 エネルギー・環境教育
1・2年生 縦割り授業
(株)関西電力 京都支社とのコラボ授業
『いま考えられるベストなエネルギーミックス』
7月2・3日に,エネルギー・環境教育の一環として,1・2年生対象を対象とした縦割り形式の授業を行いました。
昨年,二年生が一年生だった時にも,縦割り授業を受けていますが,一年経って,どのように見方や感じ方が変わったのか,また,昨今のエネルギー事情は中東情勢の不安定とともに変化しています。
今年の二年生は,一年生のお手本になるといった気合も見受けられ,より一層の気持ちを込め活動していたように思います。進級することにより,一層知識や経験知も増しますが,この問題は,一筋縄に行きませんし,答えもありません。日々刻々と変化する状況と,価値観の変化を考察して,自分自身で,そして班活動で意見交流し,”いま考えられるベスト”を導いていきます。
エネルギーミックスとは,現在既存のエネルギーを作るための手法やメリットとデメリットなどを比較し,全体比率で100%を目指すものですが,少しの事情の変化が,大きな選択の変化となります。例えば火力発電は,すぐに様々な事情に対応できますが石油やガスに頼り,大量の二酸化炭素を排出します。では,水力発電はと考えると,大規模な土地や施設を要し,水量の関係により常に発電することはできません。
原子力も現状や事故の事を考えれば不安が募るし,頼りの再生可能エネルギーも気象や設備投資,効率などに問題があります。授業では,再エネの投資は即電気料金に跳ね返ってくると知り,今までのクリーンなイメージだけではやっていけないとも気づいた様子でした。
日本はエネルギー自給率8%,電気消費率世界第4位,二酸化炭素排出率世界第5位の国です。特に,発電時に排出する温室効果ガスの量が世界第三位には,驚いていた生徒が多数いました。この事実を知ると,カリキュラムマネージメントで学んだデータや既存の知識を振り返り,一位から三位〔日本〕の順位を分析していました。一位はインド,二位は中国,三位が日本です。世界人口の一位,二位の国に続いているわけです。こういったことに気づけるだけでも,非常に価値あることだと考えます。そして,授業者からの,「関東と関西では違う電気を使っていることを知っている人」や「電気は使用量と発電量が一緒でないとダメな事を知っている人」という質問に対してほとんど生徒が知らない事実を知り,改めて,エネルギー環境教育の重要性と先進性を確信しました。一年生では,家庭でできる省エネ対策という課題も出ています。ご家族での話題にしていただければ幸いです。今後とも,ご協力,ご支援のほどよろしくお願いいたします。