学校日記

『経済知力フォーラム2 〜3年生各学級にて〜』

公開日
2017/11/06
更新日
2017/11/06

学校の様子

 6日(月)6・7限、3年生各学級において、以下のテーマ及び内容で、今年度2回目の経済知力フォーラムを行いました。それぞれ違うテーマでの学習でしたが、たいへん有意義な講義を受けることができました。

●3年A組 和田喜彦先生(同志社大学教授)
テーマ:「人類の経済活動の規模と地球生態系の扶養能力:エコロジカル・フットプリントを使って考えてみよう」

内容:世界の経済規模は拡大し続け、エネルギーの使用量や食料の消費量が増加の一途をたどっています。クロマグロやニホンウナギのように捕り過ぎが原因で資源量が急に減っている魚たちが目立ってきました。「経済活動が活発になることによって地球生態系に負担をかけすぎているのでは?」「今のような行け行けドンドンの経済運営が続いたならば健全な地球生態系は維持できなくなるのでは?」といった疑問をもったことはありませんか。エコロジカル・フットプリントはこうした疑問に科学的に答えるためにつくられた環境負荷のものさしです。


●3年B組 内藤登世一先生(京都学園大学教授)
テーマ:「経済と環境問題〜環境を守る経済政策〜」

内容:一般に、経済が発展すると環境問題が起こるため、経済は環境を破壊する悪者だと思われがちです。しかし、実際には逆に経済が環境を守ることもできるのです。そのことを、経済学の考え方を通して理解することを目的とします。環境問題が起こる原因について考えることから始め、いくつかの経済学の原理やアイデアを紹介しながら、環境を守るための経済政策について解説します。最後に、グループにわかれて生徒が企業者になって実際に「排出量取引」を体験し、そのしくみや優れた利点についての理解を深めました。


●3年C組 上須道徳先生(大阪大学准教授)
テーマ:「経済学から考える食糧問題」

内容:食糧は私たちが暮らしていくうえで欠かせません。日本では肥満が問題になるなど飽食にありますが、世界には飢えに苦しんでいる人が10億人以上いるといわれています。一方、日本は多くの食糧を外国に依存していますが、今後、世界の食糧の需要は急増するといわれています。授業では、これら状況を食糧問題として考え、その現状について経済学の視点から学びました。