ちょっといい話
- 公開日
- 2012/01/13
- 更新日
- 2012/01/13
学校の様子
〜ある人の手紙〜
「数年ぶりに主人とDに遊びに行きました。
この日は、1年前に亡くした娘の誕生日であり命日でした。娘はからだがとても弱くて、生まれて間もなくこの世を去ってしまったのです。
主人とずいぶん長い間、深い悲しみにくれました。助けてあげられなかったこと、なにひとつ我が子にしてあげられなかったことがいまでも悔やみきれません。
「子どもが生まれたら、Dに連れて行きたい」という夢を果たすこともできませんでした。そこで主人と話し、その日は供養のために訪れたのです。
家を出る前にガイドブックを見て、かわいいお子様ランチがあることを知りました。それを娘にぜひ食べさせてあげたいと思い、ワールドバザールにあるイーストサイドカフェに入ったのです。
ところが、そのお子様ランチは8歳以下の子どもにしか注文できないメニューだとわかってすぐにあきらめました。Dはとてもマニュアルがしっかりしているところだと聞いていたからです。ただ事情だけでも知ってほしくて、ついお店の人に話してしまいました。
するとお店の人は「では3名様、こちらへどうぞ」と言いました。そして隣の4人掛けのテーブルに子ども用の椅子を置き、私達を笑顔で迎えてくださったのです。「本日はよく来てくださいました。どうぞご家族で楽しんでいってください」
その方はまるで我が子がその場にいるように、私たちをもてなしてくださいました。
私は感激で胸がいっぱいになり、その場で涙があふれてしまいました。おそらく主人も同じ気持ちだったと思います。これで娘がいたらどんなに幸せだっただろう。
お店の方々にとても親切にしていただいて、かわいいお子様ランチも食べられて、娘もさぞ喜んでいただろうと思います。本当にありがとうございました。あの時のお礼をどうしても言いたくて手紙を書きました。
娘は天国にいってしまったけれど、これからも愛し続けて、一生一緒に生きていこうと思います。また娘を連れて、そちらへ遊びに行きたいです。」
〜ある書籍より〜
毎日、せかせか、イライラとしている毎日ですが、こんな話を聞くと、何かホッとすると同時にやさしい気持ちになってしまいます。 生徒のみなさんはどう感じるでしょうか。
1限、3年生の教室は静まりかえっています。
3年生のみなさん、現在、受験用の願書の準備等で大変だと思いますが、一時でもやすらぎの時間が持てればと思います。