伝統文化教育〜河村能舞台
- 公開日
- 2014/10/29
- 更新日
- 2014/10/29
学校の様子
烏丸通りに面したふつうの民家にしか見えない建物の奥に、大きな能舞台があることにまず圧倒されました。屋内なのに屋根のある舞台がまず目に飛び込んできます。木の舞台は磨き上げられ、鏡板の松の絵が映りこみ、独特の美しさです。
座布団をひいて正座すると、いつもと違う緊張感と期待にわくわくしました。
まず「能」についての説明があり、死が身近だった室町時代において、演目の7割ほどが霊の話であることを、最近の御嶽山の噴火を例にして説明がありました。
現在のことばである「とことん」も舞台を踏むリズムに由来する話なども聞きました。
能面も3種見せていただき、角度を変えるだけで表情が変わるのを見て全員がどよめきました。
謡(うたい)『高砂』を聴かせていただいた後、全員で謡いました。3年生は3度めになるのでさすがに上手です。
続いて楽器の紹介があり、「笛」「小鼓」「大鼓」の迫力ある演奏を聴きました。
体験では、高価な衣装の着付け、摺り足体験、楽器の演奏など盛りだくさんでした。
特に「小鼓」「大鼓」が、ただ叩くだけでは鳴らないことに驚きました。般若の面を顔にあてた生徒が「構え」をして動くとその迫力に会場がわきました。
最後に能楽鑑賞で『屋島』の後場の一部が演じられ、想像力を駆使して観るということを実感しました。
「ぜひ来年体験したい」「地域に伝統文化があることが誇り」「今日見たことを今後も生かしたい」などの感想が、生徒からありました。