「キマダラカメムシ」を見つけてください!
- 公開日
- 2012/10/22
- 更新日
- 2012/10/22
校長室から
科学センターの先生から「キマダラカメムシの分布調査」の協力依頼が届きました。キマダラカメムシは、体長20〜23mmで、黒色に小さい黄色の紋が不規則に散布しています。サクラやカキなど、約25種類の植物に幼・成虫が寄生しています。本種は,南方系のカメムシで,現在近畿地方を前線として分布域を拡大中と考えられています。今までに発見された概要は次の通りです。
・1770(明和 7)年 長崎県の出島で最初に発見。
・1783(天明 3)年 新種として登録。
・1970(昭和45)年頃まで長崎県内から外へ出ず。
・1995(平成 7)年頃から福岡,佐賀,広島,岡山 等で発見
・2012(平成24)年現在,日本列島 北上・東進中。京都,滋賀,
愛知,神奈川,東京 等で目撃情報あり。
また今までの調査で,次のことがわかりかけています。
・圧倒的にソメイヨシノでの発見事例が多い。
・自然豊かな山間部・郊外部より,街中の人工的な公園等での
発見事例が多い。
・京都市内では概ね今出川通り〜丸太町通りを境界に南部での
発見事例が多い。(9/27現在)
・ヨコヅナサシガメがいると,キマダラカメムシはいないこと
が多い。
寒くなってくるにつれ,越冬場所を求めて「民家」や「教室」などに入り込んできているという情報が多数寄せられています。(本種は成虫越冬です。)これからますます寒くなるにつれ,「民家」「教室」等で目撃する機会が増えることが予想されます。もし、「キマダラカメムシ」の成虫または幼虫を目撃したら,「見つけた場所」と「見つけた日時」を校長先生まで連絡してください。。もし写真があればベスト!です。(無くても結構です)
なお、以下にこのカメムシの幼虫(上)と成虫(下)の写真を掲載しておきますので、参考にしてください。