学校日記

校長室から 11月号

公開日
2013/10/30
更新日
2013/10/30

校長室から

校長室から 〜秋の日に想う〜
  
 まずは,今年度の秋の運動会実施に当たり,とりわけ保護者の皆様,ご家族の皆様,地域の皆様には,延期等でご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。変則的な形ではありましたが,なんとか終えることができました。
 逆境でも,全てを受け入れようとする言葉として,「雨を楽しみ,風を喜ぶ」という言葉を聞いたことがありますが,この間,とてもそういう心境にはなれませんでした。私の長い教師経験の中でも,運動会を二度延期したことはなかったように記憶しています。
 皆様方におかれましては,いろいろな思いがおありだったことと思いますが,内に秘めていただき,ご理解いただきましたことに対して,あらためて御礼申し上げます。また,子どもたちが,二回,三回と延期になっても,モチベーションを持ち続けてくれたことに対しても,大変嬉しく感じています。
 さて,11月に入りました。11月といえば日本を代表する伝統文化の一つとして,歌舞伎を思い起こします。歌舞伎の世界では,11月は顔見世の月と呼ばれています。(京都の南座は12月ですが…)これは江戸時代,役者の契約は11月から翌年の10月までの1年契約であったことから,新しい役者の顔見世がこの時期になるということからきているそうです。
 11月で子どもたちが関係しているものといえば,七五三があげられます。昔から奇数は縁起が良いと言われているそうで,しかも七五三を合計すると十五になり,これも奇数になります。ですから,七五三は11月15日(全て奇数)前後の日曜日に参詣する風習になっているようです。
風習や習わしは,時として時代にそぐわないものもありますが,なんとなく風情があって,日本の伝統として守り続けていきたいものもあります。核家族化が進み,祖父母と暮らしたり接したりする機会が減ってきている子どもたちも増えてきているそうです。良き風習や習わしは後世に伝えていきたいものです。
 先日,池田東学区の秋祭りの神事に参加させていただきましたが,子どもたちを前列に,町内会長様や地域の方々が,後ろで見守ってくださっている姿を見させていただきました。また,翌日の御輿巡行も一緒に回らせていただきましたが,そこでも,子どもたちの御輿を支える地域の方々の姿を拝見することができました。伝統的な行事も相まって,何か私たちが忘れてはならないものを感じさせてくれる,そんな秋の二日間でした。