学校日記

12月の朝会

公開日
2016/12/13
更新日
2016/12/13

校長室から

12月9日(金),人権週間にちなんで朝会で話をしました。
内容は,きまりを守るということについて。
学校の中にはさまざまなきまり(一般的にはルール。マナーも含む。)があります。例えば「廊下や階段では走らない」。それは自分自身の安全を守るためではありますが,人のことを考えると,つまり他の人の安全を守ろうと思うことで走らないようにしようという行動につながります。「人の話をしっかり聞く」。それは,自分自身が大切なことを聞き逃さないためでもありますが,話している人の立場に立ってその気持ちを思いやることで静かに耳を傾ける行動につながります。
注意されるからとか,自分のためにというだけでなく,人を大切にしようという気持ちがあれば,自然ときまりを守るという行動に行きつくことも多いものです。でも,現状はどうでしょうか。社会に目を向けると,東日本大震災の避難先でのいじめの問題など,人の気持ちを踏みにじるような痛々しいニュースは依然として後を絶ちません。また,身近なところでは,身体障害者用の駐車場にその必要のない人が車を止めて平気な顔でいる人がいる,などなど。
 人権週間のポスターに「みんなで築こう 人権の世紀」というキャッチコピーが書かれています。今の日本の社会は,まだまだ人権が大切にされている社会であるとは言い切れない中,君たちが大人になる時には,誰もが大切にされる住みよい社会を作りあげてほしい。そしてその中心になるのは,紛れもなく君たち,今の子どもたちであるということを話しました。
 子どもは,相手がどう思うかとか,ある行為についてしてもいいのか,いけないのかなどについては,結構分かっていることが多いものです。大切なのは,いわゆる実践力と言われる,より良い行動をとれるかどうかです。人権週間は終わりましたが,人権月間は今月いっぱい続きます。ご家庭でも人権について,子ども目線で話題にしていただければ,と思います。