学校日記

LD等通級指導教室より

公開日
2017/01/23
更新日
2017/01/23

学校の様子

一年間で一番寒さが厳しい時期になりました。子ども達は図工展に向けて、かじかむ手を温めながら版画や立体作品づくりに取り組んでいます。のびのびと自己表現できる工作は子ども達にとってはとても楽しい時間です。でも中にはできあがりのイメージ通りになかなか思い通りにならなくて、ついイライラしたりあきらめたりする子どももいます。
手指の器用さは発達や生活経験を積むことが関係するようですが、通級では「手順書」というもので困りを改善するケースがあります。写真は「ちょう結び」の手順書です。大半の場合は大人がしているのをまねして、あるいは口答で「こっちのひもをまわして・・・」と何回か教えることで習得するようですが、とても苦労する子ども達も少なくありません。特にちょう結びができなければ生活に大変な困難さをきたすというものではありませんが、ちょう結びができたことによって自信を得て別のことへの意欲につながることは多いようです。ひも靴を履けるようになり、「お兄さんになった」という意識が出てきて行動に落ち着きがでてきた、という児童にも出会いました。5年生で学習する家庭科の「玉結び」にイライラして取り組めなかった児童もこのような「手順書」で克服しました。他になわとび、自転車など体を協調させる運動の何か一つできたことがきっかけで他の行動面に良い影響が出たという例はよくあります。「自信がつくための支援」をいろいろな分野からアプローチしていきたいと思います。