放送朝会〜忘れ物から考える〜
- 公開日
- 2012/02/07
- 更新日
- 2012/02/07
学校の様子
2月7日(火)
今日はいつも通り朝会をする予定でしたが,インフルエンザの流行拡大を防ぐために,各教室で放送を聞く「放送朝会」に変更して実施しました。
その放送朝会では,次の原稿が放送されました。原稿に出てくる「ぼく」とは一体何なのか,読みながら考えてみてください。
「今日はあるものの話をします。ぼくとはいったいだれでしょう?
ぼくは今とても悲しいよ。はじめてあの子と出会った時,あの子はとても喜んでいた。きっとぼくを大切にしてくれると思った。
ある日の放課後。あの子は友達とドッジボールをした。だんだん暑くなってきて,ぼくをぬいで鉄棒にかけたんだ。下校の放送があり,友達と一緒にあの子は帰ろうと準備しはじめた。ぼくもやっと家に帰れると思った。あの子の姿がだんだん小さくなっていった。「おーい。ぼくはここにいるよ!」あの子には ぼくの声が届かなかった。とうとうあの子の姿は見えなくなった。鉄棒にぶら下がり,寒いくらい夜を独り過ごしたんだ。きっとあの子はぼくを迎えに来てくれると思ってね。
朝が来た。ぼくは待った。あの子の姿が見えた。むかえにきてくれた!でもあの子は知らん顔。ぼくのことを忘れている。
あれから2週間。ぼくは,あの子を守るためにやってきたのに。今とても悲しいよ。早く迎えに来てよ。
ぼくとはいったい誰なんでしょうか?分かりましたか?
ぼくは職員室の前にあります。中間休みに見に来て下さい。」
写真に出ているように正解は,忘れ物の服です。
服は何も言いませんが,あなたを寒さから守ってくれます。怪我から守ってくれます。服を選んだのはあなたですか。お家の人ですか。どちらにしても「きっと似合うだろうなあ」と思って選んだのではないでしょうか。
いろんなことからあなたを守ってくれる服。いろんな思いが詰まった服。服に限ったことではありません。身の回りの物を皆さんは大切にしていますか。
物を大切にできる人は,自分を大切にできる人です。お家の人を大切にできる人です。友だちを大切にできる人です。
忘れ物に気づいたら,そっと迎えにいってあげてくださいね。忘れ物は,いつまでもあなたのことを待っていますよ。