学校日記

十四の心をもって耳で「聴く」

公開日
2026/05/08
更新日
2026/05/08

校長の徒然なるままに

 5月の朝会を行いました。憲法記念日は過ぎてしまいましたが、「きまり」についてお話をする時間を持たせてもらいました。

 その中でも触れたのですが、社会には様々な「きまり」があります。もちろん学校の中にも。それは何のためにあるのか?普段はあまり考えることがないかもしれませんが、その「きまり」の先に、どんな事柄が隠れているのか?どんな思いが込められているのか?

 人は一人では生きていくことができない。分かっているようで、普段はあまり考えることがありません。でも、社会にある様々な「きまり」の先の誰かを思い浮かべるだけで、実は自分の行動って変えていいけるのではないか?そんなことを思います。でも…、人の心って弱いですよね…。

 だからこそ一番の行動の変化をもたらすもの、一番誰でもできること、それは自分から発する「言葉」を変えることなんじゃないかなと思うのです。自分自身の言葉を、自分自身で変えていく。それは目の前にある相手を大切にすることにつながっていく。相手を大切にするってことは、その先にあるもっとたくさんの人との関係性にもつながるんじゃないか。もっともっと先にいる人のことも…。そう考えていくと、自分の行動を規定している言葉を変えることは、社会とのつながりであり、社会の「きまり」にもつながっていくのではないかと思うのです。

 そんなことを伝えたくてお話をした後の、委員会の代表の子どもたちの言葉には、心の底から感動させられました。ひとりひとりが目の前の相手に対して言葉を選び、紡ぎ、伝える姿。かっこいい!一生けん命ってかっこいい!責任感を持った子ども達の言葉に、ちょっと背中を押されたような気持になった、季節外れの夏日の朝のひとコマでした。そして何より、それに真剣に耳を傾ける子ども達の姿。「十四の心をもって耳で『聴』いてね」なんて言わなくっても、しっかり心を相手に向けて耳を傾ける姿勢のすばらしさ!感動です!