学校日記

生きた化石・メタセコイア

公開日
2013/12/05
更新日
2013/12/04

理科室だより

 正門の少し南側に大きな木が生えています。そのうちの1本は,メタセコイアという木です。実はこのメタセコイア,「生きた化石」といわれているのです。

 長らく化石しか見つかっていなかったのに,ある日突然生きているものが見つかった生物を「生きた化石」と呼ぶことがあります。シーラカンスなどは有名ですね。実はイチョウも「生きた化石」なんですよ。

 メタセコイアも化石しか見つからず,もう絶滅した種類と考えられてきました。ところが1945年中国の四川省の近くで生きたメタセコイアが見つかったのです。そのわずか4年後の1949年には,中国から日本に苗と種が贈られてきました。またたく間にメタセコイアは全国に広がり,その1本が梅津校にあるということです。

 メタセコイアはスギ科の植物です。葉の先が鋭くとがった,針葉樹と呼ばれるグループの木です。針葉樹といえば,スギ,マツ,ヒノキ…と1年中緑の葉をつけている植物が思い浮かびます。

 しかしメタセコイアは針葉樹であるにもかかわらず,秋に紅葉するのです。本校のメタセコイアも見事に秋の装いとなっています。これはこれでよい色だと思いませんか?でも,もうすぐすべての葉を落とします。

 ちなみに,マツの枝先をよく見ると,わずかながら茶色くなった葉がみられます。1年中緑のマツは葉を落とさないわけではありません。1年中少しずつ”落葉”しているのです。