ニホンカナヘビ
- 公開日
- 2015/10/20
- 更新日
- 2015/10/20
三小の自然
先日,トイレに入ると隅っこでこそこそと動く影,「あれ,こんなところにヤモリかいな」外へ出さないと干からびるかもと思い近づくと,「おう,カナヘビの子どもじゃないか。なおさら外に出してやらねばと捕まえました。でも,やっぱり写真に収めようとかわいそうながらしばらく付き合ってもらいました。きっと相当なストレスがかかったでしょうね。
ここから先は,カナヘビに興味のある方がお読みください。
先ほどカナヘビの子どもと言いましたが,正式名はニホンカナヘビです。ニホントカゲ(以下トカゲと呼ばせていただきます)との違いがよくわからないという方が居られますが,最も分かりやすいのは尻尾の長さの違いでしょう。カナヘビは体長の2/3程度が尻尾であるのに対してトカゲは体の半分ぐらいしかありません。
また,カナヘビの方がスリムで,トカゲの方がずんぐりとした体型をしていますし,カナヘビの鱗は立ったようにでこぼこしていてざらざら感がありますが,トカゲの鱗は寝ているように整然と並んでいるのでつややかさがあります。トカゲの幼体の尻尾はおなじみの青い金属光沢をしていますのでこれも分かりやすい特徴ですね。幼体の時のみですが…。
三枚目の真ん中の写真を見てください。目と前脚との中間あたりに何やらくぼみがありますよね。これは?一部の方はピーンと来られたでしょうか。そうです耳です。人間などの哺乳類とは違い外に飛び出した部分(耳介)がありませんね。
行動は昼間で,主に昆虫やクモなどの小さな生き物を食べています。エサの関係でしょうか,草地で見かけることが多いと思います。
最後に,三枚目の写真に写っている目をしばらく眺めていると,なかなか鋭い目つきに見えてきませんか。まだ生まれて1年も経っていないであろう幼体なのに,この凛々しい目つきはかっこいい,なかなかやるなぁと感じてしまうのは私だけでしょうか。