学校日記

不思議な棕櫚(シュロ)から物語

公開日
2015/02/06
更新日
2015/02/06

三小の自然

 一枚目の写真を見てください。シュロの木(厳密には樹木というには…)ですが不思議な葉の広げ方をしています。短くて,先がギザギザになっています。何かに食べられたのか?新芽が出てきたのかな?
 皆さんお分かりですね。この葉が短くてギザギザなのは食み跡です。では何が食べたのでしょうか。結構硬い葉ですから小型の生き物ではだめですね。京北で大きい生き物と言えば…。二枚目の写真右側を見てください。二本の爪跡が,ならば,この足跡は…。そうですね,ニホンジカです。
 二枚目の写真左側は,シカが噛んでは見たもののうまく噛みきれなかったのでしょうね。噛み潰されたそのままで残っています。若いシカだったのでしょうかね。
 周りをよく見てみるとシカの歩いた軌跡が分かります。爪先の向きと足跡をたどるとシカは,三枚目の写真の黄線右を移動していったことが見えてきます。下の方は滑って登りにくそうにしていただろうなという跡もあり,この移動の軌跡を基にシカの行動を想像するとふと笑えるところがあります。上り始めはよいしょよいしょ,食べてはみたもののうまく噛みきれずあきらめて,さらに上へ,水平になったところでホッとして気持ち楽に歩き,最後ちょっとした斜面を一気に上って,学校敷地内へ。そこでまたエサ探しをながらゆっくりと運動場の方へ歩いて行ったのでしょう。