初霜降る(11月14日)
- 公開日
- 2014/11/14
- 更新日
- 2014/11/14
三小の自然
今朝7時の気温が0度と下がりました。地面付近がぐっと冷え,周りの水蒸気は気温が低かったために凍って霜にまでなりました。弓削地域の初霜であろうと思います。
暦の上では,霜降をはるか過ぎ,立冬も過ぎてからの初霜となりました。しかし,昨年は,11月20日でしたから一週間近く早いと言えます。
7時半には陽が射し始め気温が1度までに上がりだして来ました。陽が当たるところから霜は消えていくでしょうね。
ここから先は,霜に興味があればお読みください。
昼間に太陽によって温められたことで地面に溜まった熱は,夜になると空気中に放出されます。このことを放射冷却といいます。晴天の夜は,雲など,逃げた熱を受け止めるものがないのでどんどん逃げてしまい,地面がぐっと冷えてしまいます。地面が冷えるとその近くから順次温度が下がっていきます。今回のように気温(地上1.2〜1.5m,下が草地で日が当たらない風通しの良いところ)が0度であっても地面はもっと冷えていることになるのです。ですから,地面に近い草もぐんと冷えます。そうすると,その草に接している空気も冷やされることになり,空気中に含まれている水蒸気(気体となっている水)が気体でいられなくなって,水の粒として草についていきます。これが露です。
草が,0度以下になると,草に接した水蒸気は,一気に凍って小さな氷の粒になってしまいます。科学用語で言うなら昇華(気体が液体を経ずに一気に個体になること,あるいは,個体から液体を経ずに一気に気体になること)という現象です。
このようにして,氷の小さな粒がどんどん積み重なって,霜という名で白く見えるようになるのです。なぜ白く見えるかは,食塩や砂糖の粒を集めていただければすぐにお分かりいただけます。また,面白いことに,葉の縁によく着き,次いで外面の順です。葉の内側や重なった下の葉には着かないのです。なぜでしょうね…。