学校日記

オオゴキブリ

公開日
2014/10/17
更新日
2014/10/17

三小の自然

 写真を見れば,「うわぁ!ゴキブリや!」と多くの方が嫌います。ゴキブリと言えば,台所を駆けまわる衛生害虫の代表格です。しかし,一口にゴキブリと言いますが,家に住むゴキブリで関西が主流のクロゴキブリはゴキブリ科の仲間,関東主流のチャバネゴキブリはチャバネゴキブリ科の仲間,そして,この写真のオオゴキブリはオオゴキブリ科の仲間ですので,はっきりと違うのです。人とテナガザルほどの違いがあるということです。オオゴキブリの名誉のために。衛生害虫とされるゴキブリは,人家に住むわずか6種であり,オオゴキブリは衛生害虫とは全く関係ないのです。
 オオゴキブリは体長40mmもある大型のゴキブリで,照葉樹林内にある朽ちた木の中で生活をしている仲間です。ですから,都会とは違い,野山と共に生活している京北地域には居て当然なわけで,つまり,自然が残っているということになります。その訳は,ゴキブリの方が人よりはるか昔から生きていますから,先住者は人ではなくゴキブリだからです。
 さて,オオゴキブリを触ると硬い,とげが痛い,力が強いということが分かります。朽ち木に穴を掘って暮らしているためにそのように進化したのです。また,朽ち木を食べますので自然界の分解者としての役割を果たしています。
 最後に落ちを。「先生。そのゴキブリ家にいます。」「えっ!それって,シロアリと同じで…。迷い込んでいるならいいけれど,住み着いていたら…。大丈夫?」