10月8日(水) 月食が見られます
- 公開日
- 2014/10/06
- 更新日
- 2014/10/06
三小の自然
明後日10月8日(水)上りたての月が地球の影の真後ろに入る皆既月食が見られます。まだ高度が低いために,山際の方々は開始時を見られないかもしれませんが,天気が良ければ,皆既食は見られると思います。
京都市における時刻を示しておきます。
部分食の始まり 18:14.5 (欠け始め)
皆既食の始まり 19:24.6 (全部隠れるとき)
皆既食の終わり 20:24.5 (明るくなり始めるとき)
部分食の終わり 21:34.7 (元に戻る)
これ以外に半影月食の時間帯が前後にあるのですが,見た目状は変化がありませんので載せませんでした。
ここから先は,興味のある方のみお読みください。
皆既食中は日食のように真っ暗とはなりません。これは,地球に大気があることに起因しています。大気によって屈折が起こり,波長の長い色(赤)ほど地球の影の内側に入り込んでくるからです。そして,空気のきれいさや湿り具合によって,多少,色に違いが出てきます。フランスの天文学者ダンジョンが20世紀初頭にそのことに気づき,独自に「ダンジョンの尺度(スケール)」という色の目安を用いて,月食の色を調べました。
国立天文台が表しているこの尺度を下にまとめます。
尺度 月面の様子
0 非常に暗い食。月のとりわけ中心部は,ほぼ見えない。
1 灰色か褐色がかった暗い食。月の細部を判別するのは難しい。
2 赤もしくは赤茶けた暗い食。たいていの場合,影の中心に一つ
の非常に暗い斑点を伴う。外縁部は非常に明るい。
3 赤いレンガ色の食。影は,多くの場合,非常に明るいグレー
もしくは黄色の部位によって縁取りされている。
4 赤銅色かオレンジ色の非常に明るい食。外縁部は青みがかって
大変明るい。
さて,今回の月食はどんな尺度で表せるでしょうね。