憲法月間に向けて
- 公開日
- 2014/04/28
- 更新日
- 2014/04/28
校長室から
5月は憲法月間です。
4月28日の朝会は5月の憲法月間に向けて次のような話をしました。
『5月3日は「憲法記念日」です。昭和22年5月3日に,現在の「日本国憲法」が施行されたことを記念して定められた祝日です。そして5月は「憲法月間」です。
憲法とは,簡単に言うと国の決まり,約束です。こうしましょう。とか,こんなことはしてはダメですとかの決まり,約束です。
たくさんの人が一緒に生活しようと思えばどうしても決まり,約束が必要になります。
皆さんの家に決まり,約束はありますか? 学校には学校の決まりがあります。地域には地域の決まり,約束があるのではないですか?
さて,日本国憲法には,三つの大きな考え方があります。「国民主権(国のあり方をきめる権利は国民にある)」「基本的人権の尊重(人が生まれながらにもっている権利を大事にする)」「平和主義(戦争をしない,争い事は武器ではなく話し合いで解決する)」の三つです。
今の皆さんに一番身近にありながら,わかりにくいのが「基本的人権の尊重」です。全ての人々が人として尊重され,自分らしく幸せに生きる権利が保障されています。今,私たちの身近なことに目を向けてみるとどうでしょう。毎日の生活の中で,人権が大切にされているでしょうか。生活の中で,人権は守られているかどうかを見つめ直す機会にしてほしいと思います。
例えば,友達を「君」「さん」を付けて呼ぶことは,相手の人権を大切にすることにつながる,簡単な行動であり,子どもたちの日常生活の中にあるものです。挨拶や感謝の心などでも相手の人権を大切にすることができます。
逆に,相手を呼び捨てにしたり,また,相手の嫌がっているあだ名を言ったりすることは相手の人権を守っていません。さらに,仲間外れや,いやがらせ,いじめ,むし等も相手の人権を大切にせず,傷つけることになります。
5月の「憲法月間」を人権について考える機会にしましょう。』
毎日の生活の中で,人権が大切にされているでしょうか。憲法月間が,自分たちの周りに差別につながることがらがないかを見直すとともに,学校や家庭で,子どもたちの人権が守られているかどうかを見つめ直す機会にしていかなければならないと考えています。
人権意識・道徳的心情を育てることは,学校だけでは十分とはいえません。今後も,保護者・地域の方々のお力をお借りしたいと考えています。ご家庭でも機会をみつけて話し合っていただければ幸いです。