今日の献立 10月21日
- 公開日
- 2013/10/21
- 更新日
- 2013/10/21
給食室より
今日の献立は,麦ごはん,牛乳,肉じゃが(ピリカラみそ味),ごま酢煮,黒大豆 です。
今日は黒大豆についてお話します。
黒大豆と言えば丹波篠山を中心とした「丹波黒」と北海道を中心とした「中生光黒」という名前が出てくるでしょう。「丹波黒」は全国的に有名な品種で,粒が大きいのが特徴です。では,黒豆と言えば…?そんなの一緒でしょ,という方もおられれば,え,黒大豆の話と違うんですか?と答えられる方もおられるでしょう。黒豆=黒大豆です。
さて,黒大豆というからにはほかの色もあるのではと思われるでしょうか。あるのですよ。赤大豆,青大豆(緑大豆),茶大豆というのがあります。普通の大豆を色付きで呼ぶと黄大豆ということになります。ところで,青大豆=枝豆は間違いです。記号で表すなら青大豆<枝豆が妥当でしょうか。無理がありますが…。つまり,どの色の大豆であろうと若い時を枝豆というのですから。
現在では「丹波黒」として全国的に名を馳せていますが,もともとは,丸粒晩成種の「川北黒」と楕円粒早生種の「波部黒」があったようで,昭和初期に「丹波黒」と統一したようです。その後,より良いものをと両種の交配を重ねていき最終的に人気となったのが,見た目が川北系統を有する黒大豆となったようです。「丹波黒」という統一名のほかに産地ごとに「川北黒」「波部黒」「和知黒」「紫ずきん」「丹波篠山黒」「作州黒」などと呼んでいる場合もあります。
ところで,なぜ皮が黒いのでしょうか。これは,皮にアントシアニンと呼ばれる成分が含まれているからです。どこかの会社が目に良いと宣伝し,ビルベリーを有名にしたあの色素です。このアントシアニンは紫系の色であり,理科学習の酸とアルカリにも用いられます。黒大豆の皮を煮た抽出液に酢を入れたり,重曹を入れたりしてその色の変化をお楽しみください。ちなみに植物の青や紫,黒といった色はたいていアントシアニンです。