学校日記

平成21年11月 学校便りから

公開日
2009/11/18
更新日
2009/11/18

校長室からのお便り

みんなで創ろう楽しい学校!

 これを合い言葉に先生,子ども達,保護者の皆様,地域の方々が子ども達に目を向けて何が足りないか,子どもの良さはこれだなと発見し合いながら,私も学校運営を進められることに喜びを感じると共に,日々のご支援に感謝を申し上げます。
 先日行われました校内マラソンでは多くの方の応援を受け,自己の最高タイムを目指して走りました。走る子どもの真剣な眼差しとうれしそうな顔,どの子にも精一杯の拍手をおくるお家の方,純朴に頑張る子どもの姿と温かい親の気持ちが感じられました。子ども達には大きな力になると,どの教職員もうれしい気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。
 さて,今回は「子どもの学力」について,大きな紙面をいただきます。
 本校児童全般では,京都市平均を上回ってはいるもののさらに課題をはっきり意識して指導に生かすべく学校で話し合いを行いました。以下にお知らせをします。(お子様個々の点については担任より個人懇談会などでお話ししております。)

【全国学力・学習状況調査の結果から見えること(6年)】

国語
主として知識の部分では,ローマ字学習や接続語についての学習が不十分であるが,おおむね良好である。
主として活用の部分では,必要な事柄を整理して書いたり,意図に応じて書くこと,表現の工夫に着目して読み取るなど,記述することに課題が見られる。

算数
主として知識の部分では,確実な計算の知識や計算力,図形についての知識に不十分さは見られるが,おおむね良好である。
主として活用の部分では,問題を筋道立てて考え,当てはまる内容にあったものを選択したり,グラフなどから必要な数量を読み取ったりして,理由を数学的な考えに合わせて記述していくことに課題が見られる。
授業の中で,どうしたら答えが出るのか,なぜそう思うのか,自分の考えを述べたり記述したりする機会が不足しているものと考えられる。

【質問紙調査から見える課題】
「自分によいところがあると思うか。」という自尊感情については,肯定的な意見が少ない。自信を持って行動する事や,人と関わっていこうとする意識,家庭など学校外での意欲的な学習の姿勢がやや弱く,この点の解決に力を入れていきたい。

【授業で力を入れること】
子どもも落ち着いており,じっくり学習を行っている。
どのような力をつけなくてはならないかを自分の学年の子どもにつけるべき力を洗い出し,はっきり意識した授業を行う。特に重点として,「問われていることは何かをはっきりさせること。」「答えの根拠をしっかり持たせること。」「自分なりの考えを大切にし,考えること。」「同じ考えでも自分なりの考えを口に出して言うこと。」「模範的な文や考えをノートに写したり,常にわけを記述したりすること。」である。
1〜6年の学力定着調査や5,6年のジョイントプログラムの結果から見えること
特に知識・理解より文章問題に課題が見られる。
例えば,このような問題の解答に不十分さが見られる。
・「13人いた,8人きた,3人帰った。なんにんのこっているか」どう考えたかについて,式と考え方を文で表し,選ぶ問題。
・聞かれていることを条件に合うようにまとめ,読み取りを100字以内で表す問題。
・漢字の理解
・28+39の計算の工夫を記述で答える問題。
・空気でっぽうの押し棒を押すと,なぜ前玉が飛ぶかを記述する問題。
・段落のつながり,内容をまとめて,目的や意図に応じて自分の考えを効果的に書く。
・工業についての様子を資料から読み取る。など。

【授業改善について】
・自分の考えを述べたり,最初から順を追ってわけを言ったりする論理的な思考を要求される問題に課題がみられる。
・基礎的な反復練習を多く取り入れるとともに,自分の考えを説明したり,友達の考えに対する意見をまとめて言ったりするなどを授業の中で多く取り入れる。
・語彙力を多くする工夫をする。
・最後に授業内容の押さえを確実に行い,ノートなどに書かせる。

【中学校との連携の中で大切にしたいこと】
・国語や数学においては,小学校と同様の傾向があり,「文脈の中で語句の意味を正しく理解して適切に使う。」や,「問題の解き方を考えて述べる。」など学習したことを活用する学力が課題だと報告されています。(中学校だよりより)
・「自尊感情」や「家庭学習の時間の少なさ」に関しても同様で,学校としての取組,担任同士の指導内容や方法を交流し合い,連続した学びを築いていきたいと思います。

【担任から保護者の皆様にお願い】
・各担任からは,「保護者の皆様には,いつもお便りや連絡を見ていただき,子どもに声かけをしていただいていることを感じて喜んでいます。」と言うことです。ありがとうございます。今後も,各ご家庭にお願いすることがあると思いますが,どうぞよろしくお願いいたします。
・家庭学習について,低学年では,まず,宿題をやりきること,高学年では自主勉強ができるようになることを目指しています。学級の週予定や学年便りで,授業内容や宿題などを確認していただき,必要なときにはアドバイスなどしていただければ,子どものやる気もさらにアップすると思います。