校長室から(学校だより10月号より)
- 公開日
- 2022/10/06
- 更新日
- 2022/10/06
校長室から
2学期が始まって1か月余りが過ぎました。気候も随分秋らしく過ごしやすくなり、元気な子どもたちの様子がうかがえるこの頃です。
さて、9月5日から7日の日程で9年生の修学旅行を実施いたしました。5月に計画していた修学旅行が延期になり、九州に方面を変えての修学旅行でした。コロナの感染状況に加え、台風が九州に近づくタイミングが修学旅行の日程と重なり、複数の方から実施について心配の声を頂きました。保護者の皆様にもご心配をお掛けしたかと思います。しかし、安全面において事前に確認がとれたこと、日程的にこれ以上の延期は難しいことから予定通り実施をいたしました。結果的には活動においてはほとんど台風の影響を受けることなく、全ての行程を予定通りに進めることができ、2泊3日の修学旅行を十分に満喫した様子が子どもたちからうかがえました。
今回は大分県の「安心院(あじむ)」という地域で農泊(農村民泊)を行いましたが、受け入れてくださった民家の方から、「開睛の子たちは本当に優しい子たちですね」「開睛の子たちは仲がいいですね」という嬉しいお言葉を頂きました。そのように子どもたちが健全に成長するにはご家庭でのご指導等,様々な理由があると思いますが,毎年違う学年の子どもたちについても同じようなことを聞くと、「小中一貫校」という本校特有のしくみによる影響もなきにしもあらずだと思うのです。例えば,毎年1学期に行う「新入生を迎える会」。この中で2〜9年生の子どもたちは、1年生が早く学校になじむように,歓迎のパフォーマンスを必死になって行います。その様子は小中一貫校でしか見られない温かく感動的なものです。上級生が心温まる歓迎パフォーマンスができるのは,自分たちが入学した時、同じように上級生からしてもらったという経験が心に残っているからに他なりません。このように上級生は下級生を弟,妹のように大切にする、下級生は上級生をあこがれの対象としてみる、そのような風土が自然に育っていく…、これはまさに開校当時に教職員や地域の方々が望んでいた開睛館の将来の姿であり、十年を経てようやく当時描いていた学校の姿が今,実現できているのではないかと思うのです。
私は開校当時に本校で勤務をしていた一員して、この開睛館の創設時に多くの方々が描いていた姿を今、目の当たりにできる喜びを感じつつ、更に開睛館の良さを継承できるよう,これからもしっかり取り組んでまいりたいと思います。