藤袴がすくすくと育っています!
- 公開日
- 2010/07/23
- 更新日
- 2010/07/23
校長室から
学校のビオトープ周辺にある花壇。藤袴の花壇です。
今年も,夏真っ盛りの中で,すくすくと生長しています。よく見ると,蕾をつけています。
この藤袴は,キク科の多年草で,筒状の花弁が袴に似ていることから,「袴」という名前が付いています。
万葉集由来の「秋の七草」の一つですが,万葉集では,憶良の歌以外誰も詠まれていません。憶良の頃,つまり,奈良時代は,まだ余り広まっていなかったのではないかと想像します。
古今和歌集では,藤原敏行・紀貫之・素性法師という著名歌人の「藤袴」を詠んだ歌が登場します。素性法師は,次のような歌を詠んでいます。
「やどりせし 人のかたみか 藤袴 わすられがたき 香ににほひつつ」
藤色の袴という意味で用いていますし,藤袴の芳香が,どの歌にも詠われています。
今年の5月31日〜6月4日の長期宿泊自然体験事業で,花背「山の家」に行ったときに,偶然にも,「山の家」で,藤袴を求めて遥々飛来する渡り蝶「アサギマダラ」を発見しました。
「今年こそ,本校の花壇に飛来してくれますように!」と,真剣に祈願しています。