学校日記

国の研究指定を受けている高萩市のある小学校を訪問して!

公開日
2009/11/09
更新日
2009/11/09

校長室から

 11月5日(木)に,私は,「学力を把握」に関する研究を国立教育政策研究所より3年間指定を受けた茨城県のある学校の研究発表会(中間発表)に参加させていただきました。
 学力の把握,所謂,1時間の授業のねらいに対して,評価する規準(ねらいを実現する具体的な子どもの姿)を明確にした授業を展開し,1時間の子どもの学びをしっかりと評価する研究です。
 この学校の評価規準の明確さに感嘆し,公開された授業の質の高さに感動しました。
 子どもの学ぶ姿勢が違います。教師とともに授業を創造しようとする子どもの姿があります。45分の授業の重みを子どもたちが知っています。
 新学習指導要領のkey wordである「学ぶ意欲」と「思考力,判断力,表現力」の育成を目指す取組を,学校長を中心とした教職員の協働体制が結果をもたらせていると感動いたしました。
 子どもたちに手渡す「通知票」には,多くの教科で,4観点(「関心,意欲,態度」,「思考,判断」,「表現,技能」,「知識,理解」)で評価し,それらを総合的に評定して,学習の振り返りとしています。
 高萩市の研究指定を受けた小学校の取組は,素晴らしいです。何が素晴らしいかというと,特に,「数学的な考え方」の育成と評価の在り方を研究の対象とされているのです。「知識,理解」及び「表現,技能」は,ペーパーテストの結果で評価することはできますが,「関心,意欲,態度」,「思考,判断」などの内面の活動は,ペーパーテストでは評価することが難しいのです。また,子どもの記述したノートやワークシートで評価するといっても,記述する術を知らなかったり苦手意識が働いたりする子どもに,正しい評価をすることはできにくいのです。
 この学校の研究発表会に参加させていただき,得た研究成果を自校の研究に活かし,子ども一人一人の学ぶ力の育成を図っていく所存です。
 茨城県義務教育課,県北教育事務所の指導主事の先生方,高萩市教育委員会教育長をはじめ,研究指定校の皆様に,お礼を申しあげます。今後も,研究を推進して,茨城県全体に,この研究の成果を発信してください。