学校日記

【4年】算数 小数のかけ算とわり算

公開日
2025/12/16
更新日
2025/12/16

4年生

 2けたのかけ算とわり算を学習している児童にとって、この単元のかけ算はわり算は、小数点の有無を学習するものと思われがちです。確かに、「小数を含む2けた・3けた×1・2けたの整数」は、計算後積に小数点を打てば正解です。小数点の打ち忘れはどうしようもないのですが、それ以上に理解していてほしいのが見積もりです。例えば2.3×5だと正解は11.5ですが、115という答えを書いている児童もいます。2.3を2として見積もり、2×5でだいたい10くらいの答えになるはず、という意味を理解していないと、10倍以上の数になっているということも気付けなくなります。見積もりというものは、このころから重要になってきます。
 「小数を含む2けた・3けた÷1・2けたの整数」も、計算後商に小数点を打てば正解です。大事なところは、あまりの有無、そして小数点です。今までは商が整数のみで、残りはあまりとしていましたが、商を小数にすれば割り切れます。割り切れるわり算はなぜかすっきりするものですが、問題によっては割り切ってしまってはおかしくなるケースもあります。「13.5mのテープを3mずつに分ける」場合、割り切れて「4.5本とれる」という答えを書く子もいます。テープを4.5本と数えるのはおかしい、と気付くかどうかですね。では、何mかあまりが出ます。「4本あまり1.5m」なるのですが、あまりの小数点を忘れる、つまり位取りができていないわけです。マス目のない白紙で筆算を書く場合、数字が乱雑になると位も分からなくなるケースが多々見受けられます。「数字をていねいに書く」ということを口酸っぱく言うのも、この時のためです。体験が少ない場合も同様で、あまりが15mとなると、元の13.5mよりもあまりの方が長くなってしまっていることに気が付かない。問題をイメージできるかどうかですね。文章を読んで場面をイメージするという感覚は読書で身に付けるのが早道かもしれません。マンガや動画では身に付かないと思います。
 侮ってはならないこの単元。小数を扱う感覚を養い、高学年での小数と小数のかけ算・わり算につなげていってほしいと思います。