校長の窓24(夏休みを前に)
- 公開日
- 2016/07/22
- 更新日
- 2016/07/22
校長室から
前々回の校長の窓で,長い休みにはいるにあたって,子どもとじっくりと向き合う時間を大切にしてほしいことや,有意義な夏休みとなるよう,計画立ててすごしていただきたいというようなことをお話しさせていただきました。
学校だよりの夏休み号では,先輩の先生の文章から,大人は子どものモデルとなれているかどうかを問い直してみませんか,ということを伝えさせていただいています。子どもにとってモデルとする大人はもっとも身近な存在の影響が大きくなりますね。これだけメディアが発達し,情報が流れている社会であっても,幼い子どもほど身近な大人の真似をすることがありませんか。わが子の表現の仕方がどこかで聞いたことのあるような表現であったり,言葉づかいであったりすることがありませんか。よくよく考えてみると,それは親である自分と同じ表現をしている,同じ言い回しをしている,同じような行動をしているということに気づかされることがあります。子どもは身近な大人である人の表現をそのままコピーすることがあります。その表現にはっと気づかされることが多いのではないでしょうか。とすると,子どもが,厳しいとげとげしい表現を多くすることは,もしかすると親である私たちが使っている表現なのかもしれませんね。「その言葉遣は・・・・」「だれにむかって・・・」「そんな言い方はしません・・・」と子どもに指導するとともに私たち大人も振り返ることが大切かもしれません。
何気なくつかっている言葉の中が,やわらかい優しい言葉や表現が多ければ,きっと子どもも同じようにやわらかい優しい表現をする機会が増えるのではないでしょうか。大人である私たちの表現がやわらかく優しければ,子どもの表現もその言い方が増え,共に過ごしている空間がますます,やわらかい優しい空間に満ちてくるのはないでしょうか。
子どもの行動に対してそんな悠長なことはいってられない,と言われるかもしれませんが,子どものおだやかな状態や子どもの落ち着いた状態は,生活するその空間の雰囲気(環境)が大きいと思います。その雰囲気をつくっているのは,大人の表現や態度が大きく影響しているかもしれませんね。
夏休み,子どもが家庭で大人の姿を見る機会が増えるころかと思います。子どもの表現と自分の表現とを並べてみて,『社会的参照』としての自分を振り返るのもいい機会かもしれません。教師である私たちも,親として過ごす私たちも,それぞれの大人がこの夏,じっくりと振り返るいい機会にできたら貴重な時間になるように思います。
夏休み号掲載しました。ご一読ください。
裏面は,夏休み明けの種々のコンクールなどです。一つの目標に夏の取組に生かしてもらえるものいいかもしれませんね。