学校日記

校長の窓18(支部駅伝を終えて)

公開日
2019/11/07
更新日
2019/11/07

校長室から

 秋らしい天候の中,今年度の左京北支部駅伝交歓会および大文字駅伝予選会が,予定通り宝ヶ池で行われました。集合場所の大きな松の木が,先日の台風の影響で折れているということはありましたが,コース上大きな影響もなく,充実した大会となりました。
 今年度も,春から練習に取り組んできた6年生。31名がこの大会にのぞみました。その中の8人は,大文字駅伝予選会チームとして,2月に行われる本選への出場権の獲得をめざして,学校の代表として走りました。なかなか思うようにタイムが伸びず,苦心したと,担任たちは思っていたようです。大会が近付くにつれて,タイムをあがってきたとのことです。気持ちが高まりだすことで,タイムも伸びだしたということでしょう。そのためには,春からコツコツと続けてきたという実績があるからこそ,力となって表出します。まさしく継続は力なりですね。
 どの選手もとてもたくましい,精一杯の走りをしていました。中でも,今回,大会の様子を見ていてうれしく思ったのは,予選会チーム,交歓会チーム関わらず,タスキがゴールに到着するのを,みんなで喜び合っている姿でした。最後まで応援しきる姿がとてもうれしく思いました。にぎやかな子どもも,おとなしい子どもも,静かな子どもも,元気な子どもなど様々な特質のある子どもたちが集まって,一本のタスキをゴールに届くことを喜び合える,そのことはとても素晴らしいことだと思います。その体験ができたことは,その仲間がいて,ともに頑張ってきたというつながりができていったのではないでしょうか。また,コース上には多くの6年生たちが応援をしてくれていました。その姿も力となって後押ししてくれたことでしょう。
 今回,明徳校は,大文字駅伝の出場権を得ることができました。出場権を勝ち取るというねらいは,達成することができました。それはうれしいことです。しかし,いつもうまくいくとは限りません。結果はどうでるかやってみないとわからないですが,1歩踏み出し,最後までやりきることが大切だろうと思います。また,一つのことに挑戦するために,それだけ頑張ればいいものでもありません。頑張りたいことががんばれるように,やらなければならないことや,当たり前のようにしなければならないこともしっかりと取り組んでいくことが,人を大きく成長させるとともに,周りの仲間からも応援されるのでしょうね。そんなことも学びとしてくれればうれしいい機会です。
 いつも伝えることですが,駅伝は,自分一人で結果が出るものではありません。共に走る仲間がいて,競い合った仲間がいて,応援してくれる仲間がいて,指導者がいて,支えてくれる家の人がいて,応援してくれる地域の方がいて,練習できる環境があって,練習できる場があって,取り組めるものです。子どもたちには,挑戦できる,体験できる環境があることをしっかりと自覚してほしいと願っています。自分がやりたいこと,頑張りたいことができる状況にあること,それを支えていただいていること,それを応援いただいていることに素直に感謝の思いを抱けることで,人としての成長がありますね。自分がたてた目標に向かって努力することが前提ではあり,その努力があって,一つの結果を得ることができますが,決して自分一人で頑張っているのではないこと,自分の頑張りの土台や環境を整えていただいていることを十分認識をして,自分の目標に向かって取り組めることを忘れてはほしくないと思います。
 多くの保護者の方々に応援に駆けつけていただきました。わが子が走らなくても,応援に駆けつけていただいた方もおられました。ありがとうございました。これからまだまだ子どもたちの取組は続きます。いろいろな形でまたご支援やご協力をいただければ幸いです。ありがとうございました。