学校日記

掃除のすすめ

公開日
2018/08/03
更新日
2018/08/03

校長室から

◆掃除はみんなで協力して行います。役割分担をして,協働して掃除をすることで協調性が磨かれます。どうすれば効率的に掃除ができるか,という手順を考え工夫することで段取り力が身に付いていきます。掃除の過程で美しくなっていくことが実感としてわかるので,達成感や自己有用感につながります。隅々まで掃除をすることで,細かい汚れ残しに気付いたり,汚さないための工夫を考えるようになったりし,これが掃除だけではなく,勉強や生活していく中でも役立っていくのです。

◆少し古い資料になりますが,世界105ヵ国を調べたところ,児童が掃除を行う国:34.3%・専門家が行う国:58.1 %です。(『学校掃除−その人間形成的役割』より)児童が掃除をする国は,仏教,特に禅宗の影響が強い東アジアが中心です。専門家が掃除をする国は北米・中南米・西欧・中近東・オセアニア等で,これらの国々は,学校=勉強するところ・家庭=掃除などのしつけをするところ,という考え方です。また,専門家が掃除をした方がきれいになる,プロの清掃員の雇用機会を奪ってはならない,という考え方もあるようです。

◆しかしながら,学校掃除で身に付くと言われている「協調性」「段取り力」「自己有用感」「気付き力」が備わっているということは,とても大切なことです。相手の思いや考えに気付ける,気付くから気配りができる。たくさんの人と協力しながら物事を成し遂げていく。何をするときも,段取りよく,無駄なく物事を進めていける。こういった力を付けていくための一つの場が「学校掃除」です。

◆お盆も近づいてまいりました。家庭で掃除をする機会もあるかと思います。暑さ対策を心掛けていただき,家族の一員として,子どもも掃除に参加させてください。