最新更新日:2024/05/16 | |
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令和6年度入学式を終えて(4月10日)
多くの皆様方のご理解とご支援を賜り、令和6年度 第56回 入学式を挙行することができました。厚く御礼申し上げます。
拙文ですが、式辞を掲載いたします。 式 辞 今年の3月後半は少し肌寒い日が続いたために、桜の開花も例年より遅く、校内の桜の木々は満開を迎えています。 本日、京都市教育委員会並びに地域のご来賓の皆様、多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、令和6年度 京都市立嵯峨中学校 第56回入学式を盛大に挙行できますこと、厚く御礼申し上げます。 さて、147名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員並びに在校生一同、心より歓迎いたします。皆さんの入学にあたり、大切にしてほしいことを3つお話しします。 1つめは、何事に対しても、自ら進んで真面目に取り組んでほしいということです。嵯峨中学校では、「一生懸命はカッコいい!」を合言葉に、自分の力を最大限、出し切ることを目指していろいろなことに取り組んでいます。勉強はもちろん部活も行事も、しんどい、面倒くさいことをする中で力がつくのだと思います。楽なところで妥協したり、あきらめたりせず、どんどん自分から求めて頑張ってください。 2つめは、毎日の授業を大切にすることはもちろんのこと、深く考えることを大切にしてほしいということです。答えがわかったと思っても、もう一度考え直したり、違う方法はないかと考えたりすることは、これから予測不可能な社会で求められている大切な力です。そして3年後の進路実現の際にもこれらの力が大きく問われるようになると思います。 3つめは、人とのつながりを大切にしてほしいということです。嵯峨中学校では、同級生や先輩、地域の方々など多くの人と関わる取り組みを行っています。自分のことを優先し、自分の気持ちだけで動くのではなく、周りにいる人たちのことや相手の気持ちを考えられる人になってください。そして、互いに認め合い、励まし合い、支え合うことができるようなつながりを築いていってほしいと思います。 保護者の皆様にお祝いを申し上げます。本日は、お子達のご入学、誠におめでとうございます。中学生の時代は、成長の著しい時期であると同時に、心が不安定で揺れ動く時期でもあります。甘えたり、反発したりしながらも自立への道を歩んでいきます。 お子達の健やかな成長という共通の願いの実現に向けて、ご家庭と学校とが信頼関係を築き、協力してお子達の成長を支えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 本校は、「嵯峨中パレード」をはじめとする地域との協働による取り組みを行っております。これらの取り組みを通して育まれた忍耐力や集中力などが、学力向上にも反映されていると思っております。さらに、校区3小学校と嵯峨中学校で施設分離型小中一貫校「京都嵯峨学園」を形成し、教育活動をより充実させるために連携を密にしております。 保護者の皆様におかれましても、これらの嵯峨中学校の教育活動にご理解いただき、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、ご来賓の皆様に一言、御礼申し上げます。公私ご多用のなか、本校入学式にご臨席賜り、誠にありがとうございます。今後とも「地域とともにある学校づくり」を学校経営方針に掲げ、地域を担う人材を育ててまいりたいと考えております。 それでは、新入生の皆さんひとりひとりが、中学校生活を通して、心豊かにたくましく成長されることを願いまして、粗辞ではございますが、私の式辞といたします。 令和6年4月9日 京都市立嵯峨中学校 校長 山崎 直人 |
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