最新更新日:2024/05/15 | |
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3年生の様子
本日4限の道徳では,『ネパールのビール』の資料を基に,“人間らしい良さを信じ喜びを持って誠実に生きていくこと”について考えました。
『撮影でヒマラヤを訪れた筆者が村の貧しい少年に金を渡してビールを買いに行くようおつかいを頼みます。しかし少年は戻ってこない。大金を手に逃げたのだろうか、それとも事故に遭遇したのだろうか・・・。』読み物資料を通して,各クラスではいろいろなジレンマを含む意見が飛び交いました。 日本では「たかだかビール1ダースが買える程度と感じてしまう金額」でも,「家族全員が1ヶ月以上遊んで暮らせる程の大金」である国も世界には少なくありません。日本の恵まれた環境の中で生活している私たちに比べて,貧しい少年が,生まれてから1度も見たことのないような大金に心が揺らいでも仕方がなかったのかもしれない・・・と感じた人もいたかもしれませんね。 私たちは,日々さまざまな場面で「善と悪」のこころの綱引きをしているのかもしれません。では,1人の人として誠実に生きていくとはどういうことなんでしょう?文明が進んでいるとか,科学技術が進んでるとか,お金があって便利な暮らしをしているとか・・・そういうものにも価値があるかもしれませんが,「自分の行動に責任を持つ」こと,「人と人との信頼を守る」こと,それこそが誠実さに繋がっていくのではないでしょうか。今一度,考えてみて下さい。 |
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