京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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水無月(みなづき)

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 今日から6月になりました。先週から暑い日が続いています。急に暑くなりました。テストが終わって,テスト勉強の疲れが残っているうえにこの暑さに体が慣れていないこともあり,みんなは少々バテ気味な様子です。
 
 6月のことを旧暦では,「水無月(みなづき)」と言われています。由来は,「田んぼに水を引く月」であることから,「水無月」になったということです。でも,「水無月」は、みずなしつき(水が無い月)では?と思いますが,それは,「水無月」の「無」に秘密があります。実は,その「無」の意味は、連体助詞といって,名詞と名詞をつなぐ助詞で「無」は,「の」という意味です。だから,「水無月」は,「水の月」という意味になります。

 京都で有名な和菓子のひとつの「水無月」は,白い外郎(ういろう)の上に小豆を乗せ,三角形に切り分けられたお菓子です。古くから京都人の和心を楽しませています。
 そんな水無月を京都では,6月30日に食べる風習があります。昔,6月1日(旧歴)に氷を口にすると夏バテしないと言われていました。室町時代の宮中では,氷の節句の行事として,氷室(ひむろ/京都府衣笠山)から氷を取り寄せて暑気払いをしていました。しかし,氷は庶民には手に入れることができない貴重なものだったため,氷に似せて作ったお菓子を食べ,夏の暑さを乗り切ろうとしたのです。そのお菓子が水無月になります。
 水無月が三角形にカットされているのは,氷のかけらを表現していて,上に乗っている小豆には悪魔払いの意味があります。水無月を食べることで夏の暑さを乗り切り,自身の厄除けも兼ねた縁起の良いお菓子ということです。1年間を半分にすると,6月30日は前半が終わる日にあたります。前半の最終日の6月30日に半年間の悪い行いや身の汚れを払い,明日からの新たな半年間を無事に過ごせますようにと祈願する行事が行われていました。この行事を「夏越祓(なごしのはらえ)」または「水無月の祓い」といい,京都では,暑気払いの意味がある水無月を食べて,無病息災を祈願したのでした。
 
 これから暑さに向かっていきますが,体調管理をしっかりして頑張っていきましょう!

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