京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/27
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風かおる 古き都 雲渡る比叡の峰は 千年の歴史を伝え 安らかに学び舎いだく 真理にいたる道遠くとも そびえ立つ山路たどらん 力強く あすに巣立ち 新しき時代をつくる われらの下鴨中学校

〜ある小春日和の日に〜

 11月に入ってから時間の流れをとても早く感じるのは私だけでしょうか。

 先日,出張が終わって蓼倉橋のバス停から鴨川をのぞき込んだら,一羽のユリカモメがとても気忙しく飛んだり泳いだりしていました。その日は,とても暖かい気候で小春日和という季語にふさわしい一日でした。

 遠く先人は,この季語を用いて俳句を嗜みました。


     古家のゆがみを直す小春かな

              与謝蕪村

 田畑の収穫を終えた農家の人々は,ようやく一段落して11月のこの時期に自分の家の見直しや建て直しに入ります。晴れやかに新春を迎える為に,万全の態勢で一段落する時こそ備えを強化するのです。

 
 下鴨中学校の大きな行事も全学年,しっかりと終えることができました。さすがだと思うこと,感じることがたくさんありました。また,残念に思ったことやもう一息やなと深く考える時があったことも事実です。

 しかしながら,皆さんには学級,学年そして学校で何層にも束ねられた強力なパワーが備わりました。そのパワーは,いついかなる時にも発揮できる優れたものばかりです。



 季節はまもなく,冬に入ります。寒い日々が続いても,そんな時こそ穏やかな余裕のある心で過ごせるように努めていきましょう。どの学年にとっても,今が最も大切な時です。もう一度,自分の幸せをつかむ為に今何をすべきか・・・心の建て直しを図ってみるあなたなりの小春日和を見つけて下さい。


 ちなみに,小春日和は陰暦十月のこと,現十一月から十二月上旬の冬の季語となります。(春の季語と間違えないようにね)


 さっき,とても明るい笑顔で挨拶をしてくれる3年生に階段で出会いました。心がとてもぽかぽかと温かくなります。みんなに多くの幸せが温かく訪れますように・・・

                                                                      

                 校長  西村 周

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〜明日はあそびトライアルです〜地域生徒指導連絡協議会主催

 今年もまたあそびトライアルの日がやってきました。下鴨中学校区の子どもの健全育成を図る下鴨地域生徒指導連絡協議会の目的に則り,あそびトライアルを通して,地域の大人や子ども達が交流を深める日です。


 記録挑戦や楽しい遊び,また葵小・下鴨小・松ヶ崎小そして下鴨中の茶道部やかわいいボランティアリーダー達がおもてなしをするお抹茶体験コーナーに至るまで,みんなで一つになって時間を過ごします。

 京都市の多くの地域が,保・幼・小・中連携を進められている中で,下鴨中ブロックも『地域の子どもは地域で守る!』をスローガンに,たくさんの子ども達に地域のおじいちゃん,おばあちゃんそしてお父さん,お母さんが協働して伝統ある遊びやふれあいを伝えていきます。


 いつも人気の高いバルーンアートやお抹茶体験コーナー,そして全てのゲームや遊びの企画・準備はPTA四校連絡協議会のお父さん,お母さん達そして茶道指導は学校運営協議会理事の栗山様で今月13日の会合で万全,万端に整えられています。

 
 先ほど,明日のお抹茶,そして一緒にいただく美味しいお菓子も中学校に届きましたよ。


 お天気が心配ではありますが,明るく晴れた心の子ども達が楽しく一緒に遊べますように,お待ちしています。下鴨中ブロックが,仲良く交流できますように・・・我が中学生諸君も,部活動が終わった後や勉強の合間に,幼き心に戻って遊びに来て下さい!
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〜ぽかぽかコーナー〜生徒会

 図書室近くの踊り場に,生徒会の生徒達が継続して企画立案している『ぽかぽかコーナー』があります。北校舎の一角にもこのコーナーはあり,全校生徒の心をホットにしてくれています。


 生徒達だけではなく大人の私達も,心がぽかぽかしてきます。


 校長室に入ると私の机上の標語カレンダーには,『やればできるではなく,やらなきゃできないのです』の言葉が・・・

 
 自分自身を引き締めたり,心を輝かせる言葉の力は偉大です。

 
 今日も一日心がぽかぽかする素敵なことが生徒達に起こりますように。

 
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〜次代を担う下中生のために〜                              第2回進路説明会より

 本日の5,6限は3年生と全学年保護者対象の進路説明会でした。私立高校代表は文教高校より,また公立高校を代表として京都工学院高校からそれぞれ大変丁寧でわかりやすいご説明をしていただきました。


 高校の先生方が口を揃えておっしゃっていた,これからの予測不能の時代に向けて何が私達にとって大切な学びかをお教えいただいたように思います。それはずばり,『社会的・職業的自立』をして生き抜くこと,また社会に進出するための資質・能力をこれまで以上に育んでいくために夢や希望を持って前進していくことを学びました。

 本校でのキャリア教育の最終ステージに立つ3年生は,今日の時間はより具体的かつ刻々と近づく進路決定への重要な指針となったことに違いありません。


 皆さんの進路は皆さん自身で切り拓いていくしかありません。

 ただ,その険しい道を選択する時には,多くの時間と心の余裕が必要となるでしょう。お二人の先生方がおっしゃっていたように,自分の目で確かめて決めていくこと,誤った情報や噂に惑わされることなく,自分の一番良い時期に良い結論を出していくことが最善の進路決定となります。


 私達教員も,全力で皆さんの心と身体の成長を楽しみながらサポートしていきます。

 中学校の3年間は決して長くはない3年間ではありますが,自分自身が大きく変わるチャンスの時期でもあります。

 皆さんのキャリア教育はまだまだ始まったばかり・・・

 人生百年時代がいわれる現代において,皆さんはどのようなキャリア・プランニングを立てていくのか,またどんなスキルを磨いていくのかをしっかりイメージしながら,私達も一緒に寄り添える学校でありたいと思います。

 本日は文教高校 中山先生,京都工学院高校 高崎副校長先生,本校の為に貴重なお話をいただきありがとうございました。

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〜学習発表会を終えて〜総括

 2日間にわたる学習発表会が終わりました。

 これまで,本校にとっての大きな行事の一つであるこの発表会に向けて,子ども達はたくさんの仲間との触れ合いや対峙そして,多くの感動と集団で学び合うことの苦しさや我慢なども経験したことでしょう。

 本校のこの大きな行事が『文化祭』から『学習発表会』にシフトチェンジしてから数年が経ちます。

 初日のご挨拶でも申し上げましたが,学校とは人間教育を基盤とし,社会で通用していく力を育てる場だと考えております。人と人との心のつながり,気遣う心,自分で考えを構成し組み立てていく論理的な思考力をこの義務教育最終の3年間で作り上げていくことが最大の教育目標でもあります。

 日頃の学びの力をアウトプットし,また昨日・今日で培った誇りと自己有用感をインプットして自己完成の道を歩んで行く・・・その繰り返しが,今本校に求められていることなのだと強く感じております。

 そのためには,下鴨中学校の子ども達の力を信じ,常に刷新できる勇気と決断が私達教員の使命なのではないかとも考えております。

 言語活動の充実とキャリア教育の実践そして全校視野で縦割り活動を試みる活動を今年度の重点目標として意識して,教職員全員で取り組みました。

 まだまだ至らない点があり,改善しなければならない課題も山積しております。


 しかしながら,子ども達が今年度考えました学習発表会のスローガン「開け!夢へのトビラ!−NEXT STAGE−」の言葉のごとく,これからも夢を諦めず,前向きに進んでまいります。


 明日からの通常授業,そして来週からの定期テストと切り替え時期とはなりますが,下鴨中学校の生徒はその切り替えが素晴らしくできる生徒達だと見取っております。自分達の目指すキャリアへの方向性を自ら見いだし,決断し実行してくれると思います。

 
 また,お礼が最後になりましたが多くのご来賓の皆様,そして地域の皆様,保護者の皆様にお運びいただきご参観いただけたことは,子ども達にもそして私達教職員にとりましても大きな心の支えとなっております。


 今後とも下鴨中学校の教育にご理解とご協力を重ねて宜しくお願い申し上げます。

            ありがとうございました。


               下鴨中学校

               校長  西村 周
 
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〜下鴨小学校145周年記念によせて〜

 三連休が終わり,いよいよ明日から平成30年度の下鴨中学校学習発表会が開催されます。生徒達の合唱コンクールの練習風景や体育館での舞台練習がどんどん活発になり,心豊かな気持ちになる日が多くあります。


 さて,これは先々週の9月15日に行われた記念行事のことですが,下鴨小学校が145周年を迎えるおめでたい席に参上させていただき,心に残ったことを綴りたいと思います。

 まず,初めに感じさせていただいたことですが,たくさんの下鴨小学校の卒業生が一同に会されての記念式は学校に対する熱い想いがあふれていました。どの年代の方もそれぞれに小学校に対する愛がありました。そんな場にご一緒させていただけたことは,本当に幸せなことだとつくづく実感致しました。

 私事になりますが,亡くなった母も下鴨小学校の卒業生でしたので,目には見えないようなご縁で結ばれているように感じました。

 本校吹奏楽部の素晴らしい演奏に皆様からお褒めの言葉を頂戴し,お祝いに明るく美しい花を添える場面だったと思います。

 下鴨学区全ての歴史や写真を公開していただき,鴨川の流れに沿った先人の生き方や在り方が深く心に刻み込まれました。教育に対する強い理念や人としてどうあるべきかを諭していただいた一日でした。

 下鴨中学校区の3小学校の益々のご発展と本校にも新たな風を吹かせてくれる子ども達との出会いを楽しみに,日々精進していきたいと思います。
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〜自然と向き合う〜

 今日の朝読書の時間に,地域の方のご自宅が被害に遭われたところを,必死になって片付けをしてくれた本校2年生男子生徒の話をしました。

 皆さんならわかってくれていると思いますが,その生徒が地域の方々の沈んだ気持ちを明るく,前向きに生きる勇気を与えたということです。

 自然に抱かれている私達人間は,その自然と向き合い,どのように生きていくのかがこれからの課題となることでしょう。

 しかしながら,苦境にあっても人は,人を励まし,慈しみ,幸せをもたらすのです。

 日々に感謝しながら,共に前を向いて歩んでいきましょう!

 一人の生徒から,大きな学びをもらってとても幸せな気持ちです。ありがとう。
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〜全国中学生少林寺拳法大会出場!〜

 この夏,下鴨中学校の名前を背負って少林寺拳法の全国大会に出場した3年生の男子生徒を紹介します!

 素晴らしい演武でその技と心を込めて審査に臨みました。

 3年生最後の大会に心身共に成長した姿で校長室に笑顔の報告に来てくれました。

 これから先の人生においても,信じた道を歩んでいって欲しいものです。
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良き夏を・・・

 本日は,1学期の終業式でした。

 今日も朝から高温だったため体育館に全校生徒を集合することはやめて,放送による終業式を実施しました。

 3ヶ月ほど過ぎて,それぞれの学年の見取りと評価そして今後への希望と光をお話しました。


 長い夏休みをどう過ごすかが,皆さんの成長を大きく左右します。

 一日はとても短いです。しかし,毎日の積み重ねは大きな成果を生みます。どうぞ人生で最良の夏休みをご家族や大切な人と共に元気で明るく過ごして下さい。

 また8月24日に会えることを楽しみにしています。


                      校長  西村 周
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〜テストが終わった後こそ〜

 昨日までの定期テストも終わり,また通常授業が始まりました。

 どの学年もどの教科もテスト返却が開始されていきます。点数に一喜一憂するのではなく,実はテストが終わった後が重要です。

 テストを見直して,ケアレスミス(不注意なミス)なのかわからなかったのか,覚えていなかったのかを自分の課題として見直してみましょう。

 再度解き直した上で,類似問題や教科書またはワークなどの問題をやっておくと来るべき時期の学習にもつながります。授業を大切にすること,振り返り,課題解決の方法を自ら見いだしていくことそのものが,皆さんの学ぶ姿勢や態度の改善になっていきます。

 まもなく7月です!夏に向けて,自分自身のステージに自分が今どう立っているのかを再確認し,自己目標に少しでも到達できるように引き続き努力しましょう!

  −失敗とは転ぶことではなく,そのまま起き上がらないことなのです−
                  M・ビッグフォード
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