京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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風かおる 古き都 雲渡る比叡の峰は 千年の歴史を伝え 安らかに学び舎いだく 真理にいたる道遠くとも そびえ立つ山路たどらん 力強く あすに巣立ち 新しき時代をつくる われらの下鴨中学校

人権週間にちなんでもう一つ。

 下の文章は,今から約2500年前の中国春秋時代の思想家である孔子の言葉を集めた「論語」の一節です。

【論語 衛靈公第十五412】
        
 「子貢(しこう)問うて日(いわ)く,一言にして以て身を終うるまで之(これ)を行うべき者有りや。
   
 子(し=孔子)日(いわ)く,其れ恕(じょ)か。己の欲せざる所は,人に施すこと勿(なか)れ。」

 現代語訳は、だいたい次のようなものです。
 
 子貢(しこう=孔子の弟子)が先生の孔子(こうし)に聞きました。
 「先生から教えていただく一字を生涯守り通せば,人としての道をあやまたずに生き通せる言葉はありますか?お教えください。
 孔子が答えました。
 その字は「恕(じょ)」です。「恕」とは優しさ,思いやりです。そして,自分がして欲しくないことは他人にもしないことです。」と。
 
 最後の「己の欲せざる所は,人に施すこと勿れ。」は3年生の教科書にも載ったことがあります。
 人を傷つけないためには,相手の気持や立場に立って考えることが大切だと言いますが,この「自分がされて嫌なことは誰にもしない」ということこそ,相手の気持や立場に立った考えや行動の基本と言えるでしょう。気持ちや心は目には見えませんが,見えないからこそ慎重に推し量り大切に考えなくてはならないものです。そして,自分の気持ちをもとに相手の気持ちを察することができるということは,心の次元で優劣がなく,自他共に等質であり繋がっているとも言うことができるのです。だからこそ誰もがあきらめずに努力すれば,差別をなくすことも可能だと思います。
 まさにこれは人権尊重を端的に表現した一文と言えるでしょう。そして,その基盤となるものが「恕」であり,「恕」を体現して生きることが人として過たず人生を送ることができるとも言っています。
 さて,中学生の皆さんはどう思いますか?
 
 私たちはこの「恕の心」をもって,先ず,下鴨中学校から人権尊重の学校をつくり,みんなが互いを認め合い,共生の世の中を目指していきましょう。

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人権週間〜12月は人権月間〜

 国際連合は,1948年(昭和23年)12月10日の第3回総会において,第二次世界大戦の反省をもとに,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択したのに続き,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会においては,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定め,全ての加盟国及び関係機関が,この日を祝賀する日として,人権活動を推進するための諸行事を行うよう,要請する決議を採択しました。

 我が国においては,同宣言が採択されたことを記念して,1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を,「人権週間」と定めており,その期間中,世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く国民に訴えかけるとともに,人権尊重思想の普及高揚を図るため,全国各地において集中的な啓発活動を行っています。「思いやりの心」や「かけがえのない命」について,この機会にもう1度考えてみませんか?

 平成29年度の「第69回人権週間」では,啓発活動重点目標「みんなで築こう 人権の世紀 〜考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心〜」を始め,17の強調事項を掲げ,啓発活動を展開することとしています。

平成29年度啓発活動強調事項
強調事項 17項目
( 1) 女性の人権を守ろう
( 2) 子どもの人権を守ろう
( 3) 高齢者の人権を守ろう
( 4) 障害を理由とする偏見や差別をなくそう
( 5) 同和問題に関する偏見や差別をなくそう
( 6) アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
( 7) 外国人の人権を尊重しよう
( 8) HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見や差別をなくそう
( 9) 刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう
(10) 犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
(11) インターネットを悪用した人権侵害をなくそう
(12) 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(13) ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(14) 性的指向を理由とする偏見や差別をなくそう
(15) 性自認を理由とする偏見や差別をなくそう
(16) 人身取引をなくそう
(17) 東日本大震災に起因する偏見や差別をなくそう

 *法務省ホームページより http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html
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1年理科 凸レンズの仕組み

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凸レンズを使用し、像を作る実験を行いました。
焦点距離よりも遠い位置に光源を置くと、だんだんと像が小さくなっていく。
焦点距離よりも近い位置に光源を置くと、スクリーンに像は映らないが、虚像が見える。
作図だけではわからないことも多く、実際の装置によって考えられましたね。

生徒のまとめ

生徒のまとめ2


〜整えることの大切さ〜3年6組学級通信より

 今朝,私の机上に置いてあった3年6組の担任の先生の学級通信を読んで,この通信がどの生徒にも大切で必要な内容と感じたのでUPしたいと思います。

    (以下通信より)


 最近,みんなが使用しているロッカーを見ていても「ぐちゃぐちゃやなー」と思っていました。昨日の学活で「整理整頓ってなんで大切なんだろう?」ということを考えましたね。みんなに聞いてみると,「整理整頓をすることで、心がキレイになり気持ちの良い毎日を過ごせる。」「みんなが気持ちよく過ごせる。」などたくさんの考えを話してくれました。



 話してくれた内容を踏まえて,自分のロッカーの整理整頓を行いました。1ヵ月前に配布をさせていただいた学級通信がロッカーの奥に入っていたり,探していたものがロッカーの奥に入っていたりしましたね。1ヵ月や1週間に1度の整理整頓ではいけません。整理整頓がされている部屋であれば,本や勉強道具などが散らかっていても,数秒で整理ができます。しかし,少しの乱れを放置すると,どんどん部屋がぐちゃぐちゃになっていきます。整理するのに時間がかかる状態になると,「まとめてやろう!」と後回しにしてしまい,結局やらない日が続いてしまいます。


 教室の状態がクラスの雰囲気を表すように,自分のロッカーの中は,あなたの心を表しています。「心の乱れは,机の中やロッカーの乱れ。机の中やロッカーの乱れは,心の乱れ。」です。受験を控えたみなさんですが,「必要な物と必要でないものを見分けられる」ことも大切です。今の生活を振り返り,自分には何が必要なのかが分かっていないと物が増えてしまい,落ち着いた状態で学習に取り組めません。他にも,時間を有効に使うことができます。1日24時間はみなさん平等にあります。その時間を「どのように使うか」も大切ですが、「ムダをなくす」ことにも目を向けてみて下さい。今回感じたことを今後の人生に活かしていって下さいね!
クラスみんなで声を掛け合いながら頑張っていこうね!


 整理 必要なものと不要なものに分け,不要なものを捨てること

 整頓 必要なものがすぐに取り出せるように,置き場所や置き方を決め,表示を確実に行うこと

              『ほいっぽ 3年6組 第65号引用』

 
 私達の心の整理整頓ができたら,日々清々しい気持ちで前向きになれそうですね。みんなでトライしてみませんか・・・?
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〜1年生人権学活 車椅子バスケットにふれて〜

本日,5,6限1年生は人権学活の取り組みで,体育館にて車いすバスケットボールの体験を行いました。

現役の選手の方をはじめ,3名の方を講師に招き,お話を聞いた後,実際にバスケット用の車いすに乗って,ゲームを体験しました。

出場した生徒も応援の生徒も十分楽しんで,車いすバスケットボールの魅力にふれたようでした。


その後,質疑応答があり,競技のこと,なぜバスケットボールを選んだか,目標は何か,バリアフリーとは等,様々な質問に答えて下さり,生徒達も理解を深めたようです。次回は木曜日に一般の車いすを使って,様々な体験活動を行う予定です。

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〜ようこそ!下鴨中学校へ・・・〜小学校6年生部活動・授業体験

 本日は,下鴨小学校・葵小学校6年生の皆さんが下鴨中学校に部活動や授業体験をする日です。


 もうすぐ中学生。

 下鴨中学校で一緒に学ぶ日を楽しみにしています。

 松ヶ崎小学校の皆さんは12月にお会いしましょうね!

 
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〜下中の秋深し・・〜

 おはようございます。

 今朝の校門付近で美しく色づいた葉が私達を出迎えてくれています。

 秋がどんどん深まり,急激に寒くなりましたね。明日からは定期テストです。生徒の皆さんは風邪などひかぬよう体調管理にも努めて下さいね。
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〜定期テスト1週間前です〜克己心!

 本校は昨日から,定期テスト1週間前です。

 各学年放課後学習会が設定され,今週は土曜学習会もあります。

 早々と家路を急ぎ家庭学習に勤しむ生徒,昼休み図書室で黙々と自習をする生徒,また集中できる自分だけの場所で勉強する生徒・・・

 下中の生徒は,今定期テストに向けてばく進しています。

 生徒会の『ぽかぽかコーナー』の写真の一部からシモカモくんの応援メッセージを掲載しておきます。
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〜祝・京都市体育表彰受賞!〜

 11月13日,京都市総合教育センターに於いて全市の中学生選手対象に,部活動または競技における優秀な成績を修めた栄誉を讃える表彰式が行われました。


 本校からは,全国中学校体育大会剣道個人の部において,見事第3位入賞を受賞した3年生男子生徒に在田正秀京都市教育長から,表彰されました。


 誠におめでとうございます。

 さらなる高みを目指されますよう今後共期待しております。
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第5回 京都市中学校ビブリオバトル大会

 第5回京都市中学校ビブリオバトル大会が,11月11日(土)に京都市総合教育センターにおいて行われました。「ビブリオバトル」は京都で生まれて今や全国に普及し,この京都市中学校ビブリオバトル大会は京都市中学校教育研究会図書館教育部会が始めてから,5年目となりました。
 ビブリオバトルの「本を通して人を知る,人を通して本を知る」のキャッチフレーズ通り,下鴨中学校からは,TさんとMさんの2名の男子生徒が参加し,Tさんは「Tokyo War」(押井 守著)を,Mさんは「狂気の山脈」(H・P・ラヴクラフト著)をそれぞれの人柄を通して深みのあるプレゼンテーションで,聞き手を魅了していました。
 グループバトルでは,Mさんは僅差で敗れましたが,Tさんはグループチャンプとなりファイナルバトルへと進出しました。
 二人とも,バトラーとしてだけではなく,ディスカッションの時間では積極的に他のバトラーに質問をして発言を重ね,本大会を大きく牽引していたことも大変印象的でした。
 まさに下鴨中学校を代表していたと言うにふさわしい二人でした。
 なお,今年のチャンプ本は,河野 裕著「最良の嘘の最後のひと言」に決まりました。

 少し寒さも出てきましたが,まだ読書に適した季節です。皆さんも,ゆっくりと本に親しみ,自分だけの時間を楽しみながら,今日の夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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