京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/12/17
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学校教育目標 「自らの未来を拓く心豊かで自立した生徒の育成」

2年生 保健体育

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 本日、2年生保健体育の授業では、持久走に取り組みました。「がんばれー!」「ファイト−!」という記録担当の生徒たちの声援が追い風のようになり、他の生徒はグラウンド10週の持久走に挑戦していました。中には、10週目にへとへとになりながらも走り続けようとする仲間を励ますために、伴走者の様にラスト1週を一緒に走る様子もあり、とても暖かいきもちになりました(右の写真)。
 この授業では、記録担当の生徒たちが発する声の中に声援だけでなく、「5秒遅れてるよー!」「もう少しペース上げて!」「あと2秒縮めたら〇〇さんに追いつくよ!」「ペース落とした方がいいよ、体力は大丈夫?」という声が何度もあったことに気付きました。つまり、走っている生徒だけでなく、記録を取っている生徒も当事者になり、その生徒が客観的に走っている生徒の課題を見つけ、解決に向けて、走っている生徒にそれを伝えているという姿でした。
 学習指導要領における体育分野第2学年の目標の一つに、「運動についての自己の課題を発見し、合理的な解決に向けて思考し判断するとともに、自己や仲間の考えたことを他者に伝える力を養う。」とあります。声援だけの持久走では、忍耐力の向上を目指すだけとなってしまうことも考えられます。(特に運動に苦手意識をもっている生徒にとっては、苦痛な時間となってしまうこともあり得ます。)この授業では、長距離を走ること、または走っている様子を観察することを通して、体の仕組みや状態、到達点までの距離感と体力や気力との調整などを基に「良好な状態を保つために、また心地よく完走するために今何をすべきか」ということを考え、課題を見出し伝え合いながら解決の手立てを講じます。そうすることで、完走後には達成感や心地よさ、仲間同士の人間関係の発展が運動を通して得ることができ、次も運動しようという意欲に繋げていくことができます。
 このように、生徒たちには、心と体の健康の保持増進、体力の向上のための方法として運動に親しむことを自ら取入れ、将来も明るく豊かな生活を営んでいくことが期待できると考えます。

3年生 理科

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 12月12日、3年生理科の授業では、太陽の動きを記録し観察することに取り組みました。本来は一日を1時間ごとに記録・観察をすると太陽の動きを追うことができるのですが、1回の授業が50分しかないため、授業時間が異なるクラスの記録を最後に集約し、日中の太陽の動きを見出す計画をしています。更に、そこから日の出、日の入の動きも予想することができます。このように、学年全員で協働的に現象を追い求めるという一面をもった授業です。生徒たちは、観察道具に太陽の光がしっかり当たる場所を慎重に探し、またその道具を丁寧に扱うことで、より正確な記録が残せるように工夫していました。この場で新しい発見は無かったようですが、これから他クラスの記録と合わせることで、発見や気付きを得ることでしょう。
 学習指導要領における理科全体の目標の一つに、「自然の事物・現象に進んで関わり、科学的に探求しようとする態度を養う。」とあります。太陽が東から昇り西に沈むという、日常生活の中で当たり前のこととして特に意識することが少ない自然現象について記録・観察を行うことで、例えば日本の四季それぞれで異なる気温は、気候だけでなく太陽の動きも関係しているということを知り、「季節感」には根拠があることに気付きます。ここから自然に対する視野が広がり、太陽の動きと関連付けて別の自然現象について自ら探究する意欲が喚起されることが期待できます。その先には、生命を尊重する姿勢や自然環境の保全に関わろうとする態度が養われることと考えます。
(この文章を書いている今(12月13日 12時過ぎ)も、3年生理科では、別のクラスが太陽の動きを記録・観察しています。)

金融経済教育 公開授業・講演会

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 12月6日、金融経済教育として公開授業・講演会を行いました。
 公開授業では社会科授業の一環として取り組み、主には「契約」について知ったり考えたりしました。契約という言葉は大人に関係することで、日常ではあまり馴染みが無いことと思っていた生徒も、例えばコンビニでジュースを買うことも契約の一つということに驚きを隠せない表情でした。また、最近では中学生も買い物は現金だけでなく、電子マネーを利用したりネットショッピングを利用する時代です。お金を使ったという実感がもちにくい中での買い物にも、十分な注意が必要だということも学びました。
 講演会では、消費生活相談員の澤村美賀さんにご講演いただきました。専門家ならではの視点で中学生の立場に立って、キャッシュレス社会の中での安全なお金の使い方を教えていただきました。「お金は生活に必ず必要なものです。また、私たちの未来を創り出すためにも必ず必要なものです。だからこそ、大切にそして正しく有意義に使っていきたい。」という感想から、今回の金融経済教育に充実感を得ることができました。

1年生校外学習 企業訪問

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 12月6日、1年生では校外学習として企業訪問に取り組みました。京都市内の様々な企業にご協力いただき、生徒たちだけでバスに乗るなどして各企業へ出向きました。
 この取組では、産業・職業という視点で京都への理解を深めたり、ものづくりの魅力を実感して郷土愛をより深めたりするということを目的としました。本日までの授業では、訪問する企業について調べ、そこから湧いてきた質問を準備して、できるだけ具体的にイメージしながら臨みました。しかし、各企業の信念や創造することへの思いは調べ学習だけでは想像することができないほど確固たるもので、産業や職業の土台は利益を生み出すことよりも社会(中には京都)に貢献することで成り立っているという気付きを得た生徒もいました。また、現地の様子を見たり雰囲気を感じ取ったりして、自分たちが生活する京都に更に興味や関心が湧いてきた生徒も多かったようです。

人権講演会(宇津木 美都さんによる講演)

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 本日、人権講演会を行いました。講師として、パラリンピックアスリートの「宇津木 美都(うつぎ みくに)さん」に来校いただき、大変有意義なご講演をいただきました。以前より校内では宇津木さんの紹介をパラアスリートとして紹介していたこともあり、有名な人、特別な人など、日常では接点が全くない方という印象をもっていた生徒も多かったようです。しかし、京都市立中学校出身、オムライスやアイスが大好き、また有名なゲームのキャラクターが大好き、そして将来は小学校の先生を目指しておられるなど、とても身近に感じられる自己紹介から始まったので、生徒たちはすぐに興味をもってお話に集中しました。
 講演では、幼少期から現在までの苦労を障がいを軸に置かず、水泳選手として語っていただきました。そこには、障がいの有無が原因で自分らしさが揺らぐものではないという、宇津木さんご自身の力強い生き方を見ることができました。更に結びには、「障がいの有無に関わらず、誰にも色々な苦手がある中で、互いにそれを補い支え合いながら、誰もが安心して自分らしく生きていける社会を」という強い思いをお話いただきました。
 世界には、存在する人の数だけそれぞれの身体、思想、信念、生き方があります。その誰もが安心して自分らしく生きていくために、まずは私たちが「補い合いと支え合い」を日常生活に当たり前のこととして取り入れていきたいと、改めて考えることができました。

校外学習(高校訪問)が行われました

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11月25日(月)に2年生の総合学習の一環としての校外学習が行われました。

今年度は、京都市内の高校を訪問させていただき、公立私立様々な高校の授業風景を見せていただいたり、校舎内の見学をさせていただいたり、また高校の先生からお話をお聞きしたりと、多くのことを学ばせていただきました。

高校見学を通して、具体的に自分たちの卒業後の姿をイメージできるようになった生徒も多くみられ、来年の進路選択に向けて大きな一歩を踏み出せた様子が伺えます。

生徒の感想からは、

「高校の先生に直接お話を聞けて、とても楽しかった。」
「高校は学校ごとに様々な特徴があることが分かった。これからしっかり調べて、自分に合った進路を選んでいきたい。」
「中学校の勉強がとても大切であることが、高校の先生のお話から実感できた。今まで以上に勉強を頑張りたいと思う。」

など、多くの前向きな意見が見られ、今後の成長がとても楽しみになりました。
今回の高校訪問で自分が感じたことを大切に、自分の将来について積極的に動いてほしいと思います。

1年人権学習 車いすバスケットボール体験

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 昨日に続き1年生では本日、人権学習の一環として車いすバスケットボール体験学習を行いました。今回は、体育館内での取組だったことから、床は整備され車いすの移動自体には特に支障のある環境ではありませんでした。しかし、扱った車いすの種類がバスケットボール専用のものであったことから、一般的なものとは構造的な特徴が異なり、四方八方へと素早く向きを変える動作や、ボールを追いかけたり拾い上げたりする動作に四苦八苦する場面が多くありました。それでも生徒たちは懸命に車いすを動かし、また周りの生徒たちの応援も加わって、大変盛り上がりました。
 ここで得たい学びは、「全ての人が・・・」という視点から、一人一人に必要な手立て(今回は車いすを使うということ)を講じれば、あらゆる可能性(今回は足が動かずとも俊敏な動きでスポーツができるということ)が生み出され、「全ての人がよりよく生きることができる社会を創造することは可能である」ということです。この可能性を知ると、よりよい社会の創造に自分から関わっていこうという意欲が喚起されるのではないかと考えます。
 このように今回の1年生人権学習では、障がいの有無に関わらず「全ての人」という一貫した視点で取り組み、次代を担う生徒たちが自分とその他の人に公平な目を向けながら社会を創り出そうとする姿勢を養うことを目指しました。

1年人権学習 車いす体験

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 「こわい、こわい」「あぶない!」「よいしょっ」「あたる、あたる!」「おもっ」など、楽しさから出る言葉ではなく、緊張から出る言葉が飛び交うこの取組は、本日1年生で取り組んだ車いす体験です。人権学習の一環として、「全ての人がよりよい生活が送れるように社会全体として必要なことや、自分にできることを考える」きっかけとなる体験学習をしました。車いすに乗って押してもらう人に全てを任せる緊張感、車いすに乗っている人をケガ無く安全に運ばなければならないという緊張感、車いすを必要とする人やそれに関わる人が外へ出ると緊張感と隣合せであることに多くの生徒が気付いたようです。更に、この緊張感を生み出す要因が、段差や坂、狭さなどの物理的なものや、人から余計な注目を集めているのではないかという不安な気持ちであるという実感を得た生徒もいました。
 今回の体験学習をきっかけに日常生活に新しい視点を取り入れて、より豊かな気付く力や感覚が得られると、「社会の一人として自分には何ができるのか」という思考へとつながっていくのではないでしょうか。

2年校外学習 高校訪問

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 11月25日、2年生では校外学習として高校訪問に取り組みました。京都市内の高校にご協力いただき、生徒たちだけでバスに乗るなどして各高校へ出向きました。
 高校では、敷地の広さや校舎の雰囲気などを目にしたり感じ取ったりすることで、「高校」というものに対するなんとなくのイメージが一気に具体的になったようです。素晴らしい刺激を受けて帰ってきた生徒たちの表情が、生き生きとしていました。これからの進路展望に、ぜひ生かしてもらいたいです。

体操部 新人大会団体優勝

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 11月3日、体操部が新人大会に出場しました。今回も各種目で美しい体操を見ることができました。また、個人の挑戦が終わった後の顧問の先生との握手や仲間とのハイタッチの姿から、体操部の絆の強さを感じました。
 結果は、団体優勝と素晴らしい成績でした。また、種目別個人でも2位、3位、5位、6位とやはり素晴らしい成績でした。今後の活躍が楽しみです。
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