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最新更新日:2025/12/10 |
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人権学習![]() ![]() ![]() 学校教育で昔から人権学習を大切にするのは、史実や現実を「知らない」ことを見過ごすのではなく、あえて「知る」ことで問題に向き合う意識を育み、皆の人権が守られる社会を自ら創っていく姿勢を養うためです。多感な中学生という時期だからこそ、人限学習で多くのことを感じたり考えたりしてほしいと思います。 2年 数学科![]() ![]() ![]() 証明をするために活用できる素材は「仮定・同位角・対頂角・錯角・共通など」、合同条件は「◇3組の辺が、それぞれ等しい ◇2組の辺とその間の角が、それぞれ等しい ◇1組の辺とその両端の角が、それぞれ等しい」、合同な図形の性質は「◇対応する辺の長さは、それぞれ等しい ◇対応する角の大きさはそれぞれ等しい」。これらを活用したり照らし合わせたりしながら道筋を考えて、証明へとたどり着くという思考力や判断力が刺激される取組でした。 その取組の中では、各自が黙々と一人で取り組むだけではなく、2人で相談したり早く終えられた生徒が他の生徒に手掛かりや考え方を伝えたりする姿もありました。教え合いや学び合いによって学力の定着が期待できると共に、力を合わせて取り組む体験が(都度お互いに小さな正解を確認しながら積み上げていくので)課題解決の実感を強く得ることができ、学習に対する「できる」という学習的自己効力感が生まれることにも繋がると考えます。 「合同条件」や「証明」など難しい言葉に向き合うので、その言葉の難しさだけが残るような学習では、数学への好奇心も薄れてしまいそうになります。だからこそ、本時の取組のように、課題解決に着実に向かえる学習を大切にしていきたいです。 3年 マナー講座![]() ![]() 特に、面接の話題では、「面接は、高校に自分を知ってもらう場、高校があなたを知る場」として捉えることを大切にするためにお話いただきました。志望理由について、「オープンスクールに行ってみて、気に入ったから。」「先生や親に勧められて、良いと思ったから。」「兄姉が通っているまたは通っていた経験談を聞いて良かったから。」なども確かに動機です。しかし、高校は中学校以上に多様な学びの場で、義務教育の世界から飛び出した自分は、より自分らしく生きていくために何を学びたいのか、そしてその学びを得られる学校はどこなのかという視点で行先を探すことが許されます。その先にある、「〇〇の学校では△△を学ぶことができるから」という動機が得られると、自分を知ってもらおうという意欲が湧いてきたり、実際にその学校に入学できたならば、明確な目的意識をもって主体的に学びに向かえたりすることができ、理想とする自分に近づけるのではないかということをお話を聞いて考えました。 3年生の進路選択は、自己実現の大きな節目です。不安や心配は多くても、自分で決めたならば恐れずにその道を進んでほしいと思います。 2年 喫煙防止教育![]() ![]() ![]() 中学生の時期に「喫煙防止」というテーマで学習をするのは、(副流煙を含む)喫煙が発達途上の心身に多大な悪影響を及ぼし、そのことから自分の身を守るためです。また、成人した後、喫煙をしないようにということではなく、今日の学びから喫煙を自分や他の人の心身の健康と命への影響に照らし合わせて捉えられるようにすることも大切です。全てにおいて、自分にとって健康な暮らしと命を守ること、そして成長を最も得られる選択ができるようになってほしいと思います。 PTA家庭教育講座「思春期の子どもを支える親の心の整え方」![]() ![]() お話の一つに「子育てに実践してほしいベスト3」の提示をいただきましたので、紹介します。 ・子どもが決める (子どもに自分で決定させる、子ども自身が責任をもつ) ・子どもの夢をつぶさない (チャレンジする気持ちをもつ) ・お金についてきちんと学ぶ (社会に出ていくための金銭感覚を育てる) 本校の保護者の方のみならず、校下小学校からの保護者の方にも参加いただき、盛況に終わりました。 1年 校外学習![]() ![]() 企業訪問では、3年生になった時の進路選択や将来の自分像を思い描くきっかけの一つとして、また、京都について「産業・職業」という視点で理解を深め、郷土愛を育むことを目的として、行先の企業で「見る・聞く・考える・感じ取る」の姿勢で学びを得ます。更には、京都市内を予め自分たちで計画した時間や動きでグループとして散策し、自立・自律的に協力して行動することも学習します。 多くの学びを得て帰って来てほしいと思います。 1組 小中交流会![]() ![]() レクリエーションでは、北野中学校は「魚つりリレー」を企画しました。魚を釣って、釣り竿をバトンにしてリレーをしました。なかなか緊張感のあるゲームで、白熱しました。他にも大将軍小学校では「ボウリング・くじ引・イントロクイズ」、仁和小学校では「ボッチャ」がそれぞれ企画され、どれもが皆さんにとって楽しい内容だったようです。 交流が深まるにつれて表情が柔らかくなり、笑い声や楽しそうな会話も多く聞くことができました。小中の垣根を越えた時間が大変有意義なものとなりました。 人権講演会![]() ![]() ![]() ユリヤ・ボンダレンコさんは、ロシアのウクライナ侵攻により日本に避難され、ご家族と離れて生活をされています。この状況から、「家族と過ごすことができるのは当たり前のことではなく、今の家族との時間を大切にしてほしい」と語られました。また、平野早依子さんは多数の展覧会への出品等の経歴を重ねられる中でユリヤ・ボンダレンコさんと出会い、二人展を開催したり教育機関で講演をしたりする等の活動をされています。 そのようなお二人が表現される作品には、「相手に何ができるか、交流を願いながら社会に何ができるか、そのためにどのようなメッセージを届けるのか」という人と人の繋がりや人と社会の繋がりを大切にしたい思いが込められ、そのことをまるで宝物を抱いているかのように静かだけれども熱く深い表情で語られました。 人は考えることや感じること、信じることがそれぞれに異なり、それは世界でたった一人の自分だけが持っていて良いことです。これを無理やりにでも他の人に押し付けることをしてしまうと、当然相手は抵抗します。なぜなら、自分の信条が侵されそうになるからです。その後は、争いしか道が無く、個人の尊厳が無残に奪われていくだけです。今の時代、「多様性」という言葉をよく耳にします。「人それぞれに異なることを認め合う」ということがこの言葉の本質だと考えますが、「人それぞれに異なる」という理解で止まってしまうと、人権の尊重には到底辿り着けません。今日の講演から、本校が大切にしている「対話」の重要性を人権尊重の視点で改めて感じ、これが本当の意味で多様性が守られ、人権が守られる方法の一つだと考えます。 災害用マンホールトイレ 工事開始![]() ![]() 令和7年度全国学力・学習状況調査 結果の掲載
令和7年度全国学力・学習状況調査の結果を掲載いたしました。ホームページ右側の列に記載のリンクよりご覧いただくことができます。
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