最新更新日:2024/04/24 | |
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そうだったんだ!有栖川
総合「有栖川探検隊」の学習では,テーマごとにグループに分かれ,有栖川についての調べ学習をしてきました。
子どもたちが選んだテーマは「有栖川の生き物]「有栖川の植物」「有栖川の歴史]「有栖川のごみ」の4つです。それぞれに本やインターネットを使ったり,実際に川へ出かけて調査をしたりしてきました。 調べ学習を進めるうちに,自分たちで調べられる内容には限界があることがわかってきました。 例えば,今現在どんな生き物がいるか,どんな植物が生えているかということはわかっても,昔はどんな生き物がいたのかということはわからない。今現在の有栖川の流れは地図で追うことができても,昔と比べてどう変化してきたのかということはわからない。そして,そこに地域の方々のどんな想いが込められてきたのかということは,資料からは読みとることはできないのです。 今日は,子どもたちの助っ人として,広沢地域に子どもの頃から住んでおられる自治会連合会の山下会長と,「有栖川を考える会」の溝口さんらに来ていただきました。 山下会長が子どもの頃,有栖川は飛び込んで遊ぶことができるような小さな川だったそうです。そこには,ナマズやゴリ,ウナギなんかも住んでいたそうで,網を入れるとドジョウがいくらでもとれるほどだったのだそうです。川の流れも今よりずっと短くて,洪水も何度か起きたそうです。そこで,地域の方の要望を汲んで,川の改修工事が何度も行われ,今の有栖川の流れになり,水害も大きく減りました。 また,溝口さんからは,有栖川が一級河川であること!や,長い年月をかけて,地域住民の方々が,清掃活動をしたり,花壇を作ったり,植樹したりして,みんなの理想とする有栖川に近づけるよう努力を重ねてこられたことを教えていただきました。 今では,春には桜,初夏にはホタルが楽しめる,地域の憩いの場所となっている有栖川。そこには,長い歴史と,人々の努力がたくさんつまっていることを知り,子どもたちは有栖川をますます好きになりました。 今日教えていただいたことと,今までに調べてきたことをこれから新聞にまとめていきます。各グループごとにどんな新聞になるのか,楽しみです。 |
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