京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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4月24日(水)に参観授業・懇談会が行われます。

離任に当たって

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 ここ音羽 別れを惜しむ さくらさく

 一昨年の春、縁あって、ここ音羽小学校の校長として赴任しました。
子供たちの笑顔と歓声に励まされ、保護者や地域のみなさまの温かいご支援に支えられ、この二年間仕事をさせていただきました。
 その間、さまざまな教育活動を教職員みんなで推し進めてまいりました。児童への学習指導にも全力で取り組んでまいりました。成果をあげたこと、その一方で引き続き課題として取り組まねばならないこともあります。これらのことは引き続き音羽小学校として取り組んでいくように、引き継いでいきます。
 さてこの二年間、さまざまな活動や学校行事を通して、たくさんの感動をもらうとともに、たくさんのことを心に刻むことができました。音羽校で仕事をさせていただいたことに感謝をしながら、あたらしい職場で精一杯頑張りたいと考えています。
 いままで、支え続けていただき本当にありがとうございました。

                  音羽小学校 校長  田上 恭史

卒業生に贈る言葉

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 大地を踏みしめ、未来へはばたけ
               京都市立音羽小学校 校長 田 上 恭 史
 「大人になりたくない」そんなつぶやきをみなさんから聞いたことがあります。大人になることは子どもらしさを捨てることであり、今の自分を変えていくことでもあると言われることもあります。「大人になりたくない」は「自分らしさを失いたくない」という思いの裏返しでしょうか。自分の良さを大切にしつつ、よりよい自分作りをしながら、成長していってほしいと願ってやみません。今の自分の行動によって、将来、何年も、あるいは何十年もたった後に、悔やむことのないように一日一日を大切にしてください。
 さて、卒業していくみなさん。私たちは、行動をするとき、考えるときに、また、うれしいと感じたり、哀しいと思ったり、腹を立てたり、楽しいと感じたりするときに、必ず、言葉を使います。日本語という言葉(言語)を用います。言葉があるから、私たちは人間であり続けることがいられるのです。言葉があるからこそ、自分を自分として存在させてくることができたのです。
 卒業する皆さんには、
「言葉を大切にする人」
「自分の言葉に責任を持つ人」
になってほしいと願ってやみません。
「言」という漢字は「辛」と「口」とを組み合わせた漢字です。「辛」は、刑罰として入れ墨をするときに使う大きな針の形を表します。「口(サイ)」は、神への誓いを書いた文を入れる器(うつわ)」を表します。つまり、「言」という漢字は、「誓いや約束を守らないときには、入れ墨の刑罰を受けます」という厳しい誓いを示した字なのです。私たちが話したり、書いたりする言葉は「もしも嘘があれば、入れ墨の刑罰を受けるほど厳しいもの」だと、言うことができるのです。「信用の信」は、「言」に人偏を付けて「信」としています。「人の言葉にうそ・いつわりがない。人を信じる」という意味になります。
 私たちが、毎日使っている言葉にはこれほどの重みがあるのです。
このことをしっかりと頭と心に染みこませて下さい。「言葉の葉という文字」は、まさしく木の葉のことです。木の葉の様にうすいものを表します。現代社会では、言葉は木の葉の様にうすっぺらいもののようにとらえられがちです。しかし、このうすっぺらく思える言葉こそ、その言葉を使う人の、人柄や人格、つまり人間性がにじみ出るものはありません。
 言葉は時に人を傷つけ、人をだます事もあります。逆に言葉に勇気づけられること、感動することもたくさんあります。
 言葉に責任を持てる人、言葉を大切にする人になってください。

3月 おたより

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 卒業歌 あの日あのこと 眼に浮かび 

 とうとう三月,平成20年度も残りわずかとなりました。季節も春へと急ぎ足で移り変わっているようです。
 
 3月の学校行事予定表を見ていますと,年度の引継ぎや締めくくりの為の行事が続きます。 

  「6年生を送る会(10日実施予定)」では,卒業していく6年生を祝うと同時に,この一年間全校のリーダーとして活躍したことに下級生が感謝をつたえます。また,音羽校を引き継いでいくことを誓い合います。町別児童集会も同様です。5年生以下の学年が4月からの集団登校や地域での生活をしっかりとやっていくことを確かめ合う集まりとなります。
 見守り隊感謝の会(16日 8:50実施予定)では,この一年本当にお世話になった見守りたいの皆さんに全校児童が心を込めて感謝を伝えさせていただきます。皆さんのお陰で登下校や地域での安全がしっかりと守られていました。

 

 そして,23日には第69回卒業証書授与式を実施します。6年生にとっては小学校を卒業するという大切な節目となります。一歩ずつ大人への階段を上り始め,中学校へと進学していくことになります。別れの寂しさとともに巣立ち行く6年生を,中学校でも活躍してほしいという期待を込めて送り出したいと思います。


 さて,この一年間,子どもたちは様々なことにチャレンジしながら,学習を続けて参りました。またたくさんの活動を通して,心と体を鍛えてきました。一人ひとりが着実に成長していることを,保護者の皆様・地域の皆様とともに喜び合いたいと考えています。そして,さらに賢くなるように,力を合わせ,個性豊かにたくましく生きていくように皆様方と共に音羽教育を進めていきたいと考えています。

 この一年間本校教育に対し,多大なるご支援とご協力を頂いたことに感謝いたします。




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