最新更新日:2024/04/30 | |
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忘れ去られた!?一輪車
休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴ると,
みんな足早に教室へと向かいます。 そんな中,ポツンと一輪車が横たわっていました。 その一輪車に気づいていない人… 気づいても気にしない人… 「誰!?片づけてないのは…」と言う人… 一輪車は忘れ去られていくようです。 そんな時,ある6年生が一輪車に近づきました。 辺りを見回してみました。 足から流れた血を,痛そうに水で洗い流している人がいました。 『きっと一輪車で転んでケガしたんだろうな… 片づけるのはしんどいだろうな… 保健室でみてもらわなきゃな…』 そう思ったようです。 その6年生は,何も言わずに一輪車を片づけに行きました。 6年生だからと,何でもかんでもやってあげることがいいことだとは限りません。 けれど,相手の立場に立ち相手が必要だと思うことを考えて行動することは, とてもすばらしいことだと思います。 “思いやりの心”を実際に見ることができた瞬間でした。 |
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