京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2019/03/28
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3月25日(月)26日(火)は紫野小学校で統合式の練習を行います。

「劇団風の子東北」の芝居を見て

今日は,懐かしさを感じながら,久しぶりに「劇団風の子」の芝居を見ました。今から35年くらい前,学生時代に私も児童演劇をやっていました。毎年何回か人形劇や児童劇を上演していました。そのころからあこがれの劇団だったのが,「劇団風の子」です。
今日も,大小のザルや布団たたき・布などの道具を使って,様々なものや場面を表現(形象)していました。以前からこの劇団が十八番(おはこ)としているものです。水中メガネ・マンボウ・タツノオトシゴ・クラゲ・タコ・エイなど,彼らにかかるとただのザルや布が,そう見えてしまうところがすごいのです。子どもたちが口々に何を表現しているのか言い当てていました。まさに,みんなが知らず知らずのうちに想像(ファンタジー)の世界に入っていくのです。大人が見ても,思わず感心してしまいます。
その後,「ぶたぶたとんだ」が上演されました。ストーリーは,子ブタのパンジーが,太陽を隠した雲のせいで病気になってしまったおじいさんを助けようと,雲を追い払うための旅に出るというものです。いろいろな「国」で「空をとべるもの」に協力をお願いするのですが,なかなかうまく行きません。そんな中,「『だれか?だれか?』は『じぶん』でしょ。」というセリフが劇中で繰り返えされます。つまり,「だれかにやってくれないか」とお願いするばかりではなく,そういう時は,思いきって自分でやってみようというメッセージだと私は受け取りました。「他のだれかじゃない,ぼくがやるんだ!」と気付いたパンジーは,必死に険しい山に登り,山頂のお城の王様から教えてもらった呪文を使って,雲と勝負(ザルミントン)します。そして,見事に勝利して,雲を追い払うことができたのです。
 「おじいさんのために」と必死になるパンジーは,初めて出会う人々に積極的に願いを伝えていきます。劇団のパンフレットの「制作にあたって」というところには,「人は自分が他者から『必要とされている』と気付いた時,そこに自己肯定感が生まれ,自ら人の輪(=和)の中に入っていくエネルギーになります。未来を担う子どもたちに,こうした思いが届けばと願っています。」とあります。表現の面白さだけではなく,そんな演者の思いが楽只小の子どもたちに伝わってほしいと願いうばかりです。

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6月の朝会から

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 今日の朝会で、全校児童に3つのお話をしました。
 まず、「虫歯予防デー」のお話です。6月4日は、本校の自由参観日となっていますが、実は、語呂合わせから「虫歯予防デー」でもあるのです。この日を起点に10日までの一週間は、歯の衛生週間にもなっています。子どもたちには、以前、歯科衛生士の方にお聞きした「8020」という数字のことを話します。これは、80歳まで自分の歯を20本残そうという運動だそうです。そのための一番の方法は、歯磨きです。本校でも、多くの子どもたちが朝、昼(給食後)、晩と一日3回磨いているようです。しかし、磨いている時間はどうでしょうか。数秒から十数秒という子もいるのではないでしょうか?先日の歯科検診の結果によると、治療を要する虫歯のある児童は、およそ3割いました。乳歯だからと油断をすると、実は後から生えてくる大人の歯も虫歯になってしまいます。京都市では、小学生は虫歯治療が無料となっています。是非、今のうちに歯科医にいかれることをお勧めします。
 次は、「梅雨」(ばいう・つゆ)についてお話をしました。平素から、知的好奇心をもって、「なぜだろう、どうしてだろう」と疑問に思うことが大切だと子どもたちに伝えています。そこで、「梅雨」(ばいう・つゆ)についても考えてみました。子どもたちは、6月によく雨がふり、「つゆ」と呼ばれる季節があることは知っています。しかし、なぜ「梅雨」(ばいう)と書くのか「つゆ」と読むのかといったことには無関心です。いろいろな説があるようですが、やはり、「梅の実が熟すころ」だからという説が有力なようです。「つゆ」という読みについては「雨露」(あまつゆ)からきているのだろうと考えられています。じとじと雨がふり、カビ(黴)、つまり、黴菌(ばいきん)が増える季節なので、「黴雨」(ばいう)と呼ばれていたのが、「梅雨」に変わったという説もあるとか。語源や意味を調べてみるのは、楽しいものです。国語辞典や漢字辞典の勉強をしている3年生、4年生には是非、たくさん調べてほしいものです。
 最後に、最近、子どもたちががんばった姿を見せてくれた点について紹介しました。すでにHPにも載せましたが、4年生がみさきの家において、大集団の中で大変な活躍を見せてくれたことを取上げ、まもなく長期宿泊学習で花背山の家にいく5年生も、紫野小学校との交流の中で活躍してほしいと伝えました。部活動のバレーボールのメンバーも、平素の練習を生かし、対外試合で力を発揮してくれました。まさに、学校での練習の成果を、様々な場面で発揮してくれている児童の姿は頼もしいものがあります。
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