京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2017/11/21
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12月2日(土),学芸会を開催します。保護者,地域の皆様の多数のご参観をお待ちしております。

前期を振り返って

 寒露(露が冷気で凍りそうになるころ)を過ぎ,朝晩は、寒いとすら感じるようになってきました。学校は,4月からスタートした前期が終わりました。そこで,この半期を振り返ってみました。
 今年度は,学校教育目標を「『自ら学び,自ら拓く(自主自律)』〜一人一人を徹底的に大切にし,学びに向かう力を伸ばす教育の推進〜」と改め,取組を重ねてきました。
 具体的には,「確かな学力の育成」という面で,基礎・基本の徹底を図るために,毎日帯時間を設けたり,毎月1回の土曜学習,夏休み中の学習会,放課後補習を実施したりするなど,可能な限り時間確保して取り組んできました。また,普通授業では,めあてを明確にして、問題解決的な学習や探究的な学習の形態をとるようにしています。体験や経験も学力の一部だと考え,社会奉仕体験,自然体験,生産活動,文化芸術鑑賞,出前授業等の行事も数多く実施しました。
 指導者側も,すべての思考の基となる言語の力を,子どもたちが身につけるための指導の在り方を国語科で共同研究したり,外国語活動にも力をいれたり,理科も専科教員によって指導を充実させたりしてきました。
 「豊かな心」の育成では,特に,縦割り活動を充実させ,異年齢の人間関係の中で,人にやさしい行動のできる児童が育っています。また,道徳の授業を通して,自分たちの行動を自律的に考えられる児童の育成を図っています。社会奉仕体験で地域のお年寄りと接する中で,人の役に立ち,人に喜んでもらえる体験を通して,自己有用感も高まっています。「かっこいい楽只っ子になるために」をめあてに,「楽只っ子 十カ条」を子どもたちと作成し,めざすべき自分たちの姿を具体的にイメージすることができています。
 「健やかな体」の育成では,子どもたちにとって,まずは生活習慣の確立を一番に考えています。つまり,十分な食事,睡眠,そして安心できる家庭の存在が,何より子どもたちの心や体の安定にとって大切だと考えています。運動の機会を保障するために,週4回の始業前の朝スポーツで,体を動かす楽しさを味あわせたり,高学年には部活動の体験も用意したりしています。養護教諭,栄養教諭による体や病気,食事(栄養)に関する基礎知識の習得も図っています。
 以上,様々な取組についてその概要をご紹介してきました。詳しくはHPで,その様子をご覧いただいたらと思います。
後期に向かって期待していることは,以下の3点です。
 第一に,すべての基本となる言葉の力,つまり,きちんと書ける力,人前でも,相手意識をもって,わかりやすく自分の考えを話す力を身に付けさせたいと思います。そのためには,普通授業の中で,集会の中で,そして日常生活の中で,機会を見つけては、一層の指導が必要です。
 次に,一つ一つの活動に,子どもたち自身がめあてをもって,やりきることによって達成感を味わえるような取組を積み重ねていくことです。
 最後に,子どもたち自身が疑問や課題を見つけ,自ら課題解決のために自主的に動くことです。大人の目が行き届く分,ついつい依存的になる子どもたちに対して,朝会等の場面で,「知的好奇心」を持つことの大切さを語ってきました。「なぜ?」「どうして?」と思うことは,自分の身の周りにたくさんあります。「〜したい」「〜になったらいいのに」と感じることも多くあるはずです。それらのことを,自主的に調べたり,解決したり,実行してみたりすることが大切です。失敗の中で学ぶことも多いはずです。やらなければ失敗もしませんが,学んだり工夫して知恵を働かせたりすることもありません。
 学校では,創意工夫して,「楽只らしい」「楽只ならでは」の取組を今後も進めていきますので,どうか,今後とも,応援やご支援をお願いします。

折鶴を通して

 佐々木禎子さんという少女を御存じでしょうか。広島で被爆し、戦後しばらくたってから白血病を発症し、その後12歳の若さで亡くなった少女です。病床で回復を祈り、折り続けた折鶴の一部は、今も原爆資料館に展示されています。また、彼女が亡くなった後に、友人が、彼女のこと、平和を思い作った広島平和記念公園内にある「原爆の子」の像は、本校の6年生が、毎年修学旅行で訪れる場所でもあります。
 禎子さんの折鶴にまつわるお話は他にもあります。「ピース オン ウィング 〜翼に平和をのせて〜」というプロジェクトでは、原発事故で大きな被害を受けたチェルノブイリのあるウクライナの歌手ナターシャ・グジーさんを中心に、折鶴を通じた交流が行われています。この取組に、本校の児童も参加し、昨年度子どもたちの折った折鶴が、ウクライナに送られています。その返礼として、ウクライナの子どもたちが折ってくれた折鶴が本校に届きました。
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ニュージーランド教育視察に参加して

私は,この夏,全国の校長先生方20名とニュージーランドの教育視察に参加させていただきました。「所変われば…」という言葉もありますが,教育制度の是非は別として,多くの刺激を受けることができました。
 ニュージーランドは,5歳の誕生日を迎えた日から小学校入学となるそうで,日本のような統一した入学式というものはありません。6歳〜11歳がYear1〜6と呼ばれ,いわゆる小学校課程に当たります。学期は,1月下旬〜12月中旬までを4期にわけて実施しています。学習内容としては,言語の読み書きと算数的な教科が基本で,後は,芸術や生活に関連する内容や趣味的な内容の講座が設けられています。Year7・8は,いわゆる中学校課程です。基本的な教科の内容は小学校課程とさほど変わりません。その後,Year9〜13は,いわゆる高等学校の課程に当たります。Year11〜13にNCEAと呼ばれる学力到達度を確認する国家試験があります。この成績次第で,その後の進路が決まっていきます。NCEAは世界基準と合致しているので,海外の大学進学にも利用できるそうです。
 各校での授業を見せてもらう中で,授業の大きなテーマは先生が決めるにしても,そこに向かう学習方法は多様です。たとえば,国語の読みの授業では,先生が読み聞かせをしているグループ,子ども同士が読み聞かせをしているグループ,お話しづくりのために作文をしている子,まずは絵を描きながら,その絵をつなぎ合わせて創作活動をしている子,もちろん,一人で本を読んでいる子など,一つの教室の中でもバラバラに活動していました。中には,椅子や机すら使わずに勉強している姿もありました。
 一見,個人主義で自由ではあります。しかし,学校裁量が大きいとはいえ,ナショナルスタンダードもあり,年間2回の保護者向けの成績開示もあります。国による厳しい監察制度もあります。学校運営については,基本的に学区制をとっています。
学区内の経済状況によって国からの補助金がランク付けされる「ディサル」という制度があり,また,各校で自由に寄付金を集める活動が認められています。
保護者を中心とした協議会が学校運営を行い,校長人事もこの機関が決めます。一方,教職員の人事権は校長にあるなど,制度上の違いがありますが,
しかし,学校の教育目標を聞いていると,たとえば,「基礎学力(読み書き,算数)の定着」「コミュニケーション能力の育成」「協力する姿勢」「くじけない心」「最高をめざす姿勢」「創造性(自分らしさ)豊かに」「リーダーシップをとる」などが掲げられていて,どこか,本校で目指しているものと共通する点を感じました。
 今回のように,自分のいる世界とは全く違ったものを見るというのも,自らの発想の狭さに気付かされるよい機会となりました。子どもたち自身が,自らの考えを大切にし,自分らしい方法を見つけるというのは,とても大切な姿勢だと思います。また,自分のやることに責任をもって行動している姿が印象的でした。何のために今これを学習しているのかよく理解し,将来どのように役に立つのかを意識して学習しているように思えました。

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高校進学制度の話を聞いて

先日,中学校の進路担当者に来ていただき,現在の高校入試制度や,本校卒業生の学力実態と進路実績について研修会を行いました。高校入試なんてまだまだ先のことだと考えておられる保護者の方がいらっしゃったら,以下を読んでいただき,ぜひ,考え方を改めていただけたらと感じました。

現在の高校入試の仕組みでは,中学校1年生入学当初の成績から,すべてが記録されていきます。進路展望も,早い段階で問われます。中学校では,やはり5教科(国語・数学・理科・社会・英語)5段階評価の総計が一つの目安(いわゆるオール3で計15,公立校ではこれ以上が必須)となります。ここ数年の進路選択の傾向を見ると,国公立よりも私立校の方が多くなっているようです。京都府の支援制度もあり,私立への進学がしやすくなったとはいえ,やはり,経済的には,公立校よりかなり高額というのが現実です。前期・中期・後期の3回の機会がある公立校の受験制度ですが,前期で,7割ほどの生徒が不合格となります。一方でコースによっては,前期で定員すべてをとってしまうようなコースもあるそうです。前期で不合格となった生徒は,次の公立の志望校を選択する際に,入りやすいところに変更したり,公立をあきらめて,すでに合格している私立校に決めてしまったりするケースがあると聞きます。今も昔も,やはり試験に耐えうるだけの基礎学力が必要だということに変わりはありません。多くの子どもたちが,初めて第三者に「選ばれる」という経験をするわけです。自分が行きたいと思う高校が,自分を選んでくれるのか,自分は,選んでもらえるだけの力があるのかという厳しい現実が突きつけられているのです

入試の際に面接を行う学校も多くあります。個人面接やグループ面接という形で行われるようですが,当然,服装・みだしなみがチェックされます。
また,頭髪についても見られています。学校によっては,願書提出時に,髪の毛を染めていない,ピアスなどをしていないといった条件を付けてくる学校もあるそうです。賛否はあると思いますが,このような行為が,本人の学習に向かう姿勢に問題があると疑われているということでしょう。
もちろん,どのような態度で面接をうけるのか,どのような言葉遣いをしているのかも問われます。今は「自己PR力」とでもいえるような,自分のことを人前できちんと分かりやすく話すことができる力が求められています。中には,控室で待っている様子まで,評価の対象となっている学校もあるそうです。嘉楽中学校が,ノート検定とともに面接検定に取り組んでいる理由も,面接に備えるためでしょう。

「高校へ進学するために」という資料では,一番に基本的生活習慣の確立が上げっていました。朝早く起きて,きちんと食事をとり,遅れず学校に通う生活をするということです。夜,遅くまで携帯やスマホを操作したり,SNSや動画をみたりしているような生活をしていては,高校進学に影響するということでしょう。家族の支えによる安心感があるとか,集中力を育む家庭環境があることなど,高校進学の基礎として大切だということでした。
二番目に,基礎学力の定着が挙げられていました。特に,中学校では,自力で学習できるだけの基礎学力が必要だということです。この点は,中学校に入ってからの問題ではなく,まさに,小学校でしっかりとした基礎学力を身に付けておかないと,とても中学校の学習内容に太刀打ちできないということです。そのことは,これまでの成績と進学先の関係を見ても明らかです。
三番目に,学習の自立が挙げられていました。自分一人で学習をする習慣や意識づけが重要だとお話しされました。小学校でも自学自習の習慣づけのために自由勉強などを行っていますが,中学へいけば,このように,課題を見つけて自分で解決していく力がさらに重要だということです。
最後に,社会性を身に付けることの大切さを語っておられました。いろいろな悩みが生まれる思春期のこの時期だからこそ,周りとの人間関係を築けていないと,孤立してしまいます。この点については,クラブ内での人間関係が重要だともおしゃっていました。

京都府下どの学校でも,希望する高校に行けるという制度になったとはいえ,以前にもまして実力主義になっているということです。
改めて,今,在籍している子どもたちの顔を思い浮かべながら,日々の一時間一時間の授業の中で着実に力を付けていくことの重要性を感じた研修会となりました。

なお,嘉楽中学校区の小中連携の取組の一環として,毎年行っている「進路保護者説明会」を,夏休み明けの8月30日(水)の19時〜20時,紫野小学校 ふれあいサロン にて実施します。是非,たくさんの保護者の方のご参加をお待ちしています。当日は,車でのご来校はご遠慮ください。

京都市食生活調査の結果から

先日,京都市小学校学校給食研究会の方から,京都市食生活調査の結果が届きました。
本調査は,平成25年11月に,本市児童の食生活の状況や保護者の食生活に関わる意識について調べるために,学校24校の協力のもと4年生児童と保護者を対象に実施されたものです。
 
その中に,栄養素ごとの摂取量についての結果があったので,一部抜粋してご紹介します。
1.鉄分は不足の傾向が考えられます。
2.ビタミンB1は不足の傾向にある。学校給食がなければ,さらに不足の傾向になることが予想されます。ビタミンB1を多く含む食品として豚肉,大豆があげられます。
3.ビタミンB2は学校給食がなければ,不足の傾向になることが予想されます。ビタミンB2を多く含む食品としてレバーや海苔があげられます。
4.食物繊維は,不足の傾向にあり,野菜やきのこ類の摂取が不足していると考えられ,積極的な摂取が必要です。平成25年度の学校給食の食物繊維の目標は6gで給食での供給量は5gでした。学校給食を除けば,家庭で摂っている食物繊維の量はとても少ないと言えます。
5.食塩相当量は,摂り過ぎの傾向にあります。子どもをとりまく食環境からも減塩にむけて取組むことも大切です。また,塩を摂り過ぎないためにも,旨味であるだしの良さをさらに伝えていくことも必要です。学校給食が,だしからこだわっている所以です。

次に,食品ごとの摂取量についても結果が示されていました。これについても,目立ったものだけを抜粋してご紹介しましょう。
1「コップ一杯くらいの牛乳・ヨーグルト」という項目では,「給食以外で牛乳・乳製品を摂取する頻度は,低い傾向が考えられる」とあります。家庭での乳製品の摂取が不足しているようです。
2「レバー」については,「ほとんどの家庭で食べられていない傾向がある」とあります。確かに肉類は多く利用されていますが,家庭でレバーを使った料理は少ないようです。
3「いか・たこ・えび・貝」という項目では,「食卓にはあまり上がっていないことが考えられる」とあり,肉や他の魚に比べて子どもには食べにくい食材と考えられているのでしょうか。
4「骨ごと食べる魚」については,「食卓に上がる頻度が低いと考えられる」とあります。学校でも,ワカサギやシシャモのから揚げなども出ますし,一昔前までは,子どものおやつに「にぼし」や「昆布」といったこともあったようです。しかし,今はやはりチョコレートやアメ,ゼリーやアイスクリームといった甘いものが主流なのでしょう。
5「とうふ・あぶらあげ・あつあげ」「なっとう」といった大豆製品については,「とうふ・あぶらあげ・あつあげを利用されている傾向が見られる。納豆は食卓に上がる頻度が低い。」とあります。「畑の肉」などとも称せられる大豆製品ですが,決して消費量が多いわけではないようです。
6「いも(すべての種類)」という項目では,「いも類は,1日1回は食べてほしい食材ではあるが,使用する頻度が低いという傾向が見られる」と意外な結果となっています。ジャガイモ,サツマイモなどは比較的一般的な食材ですが,もっと摂ってもいいのでしょう。
7「わかめ」の項では,「一番使いやすい海藻ではあるが,食卓にあまり上がっていない家庭が多い傾向が見られる」とあります。別の項で,一日一杯は味噌汁を飲んでいるという結果が出ています。味噌汁の具として,わかめの利用がもっとあってもいいのかもしれません。
8総務省の調査によると,都道府県別のパン消費量で,京都府が日本一だそうです。したがって,「パン(おかずパン・菓子パンも含む)」の項では,「パンの購入金額が多い京都市を表す傾向となった。」とあります。京都では,朝食にパンというケースが多いのかもしれません。
9「くだもの」の項では,「週に2〜3回食べていると答えた家庭が多いが,あまり食べていない家庭も多い。」とあります。お菓子等で甘いものを食べるのなら,くだものを考えてみてもいいのではないでしょうか。

さて,ここまで調査の結果をご紹介してきましたが,みなさんはどのようにお感じになったでしょうか。味付けについては,「家庭での味付けは給食と比べて」という項で,「家庭での味つけは給食と比べて濃いと答えた子どもが多い傾向が見られた」とあります。味付けされたものに,実際に食べる際に,さらに「しょうゆやソースをかける家庭も多くある」という調査結果も出ています。

「医食同源」(病気を治すのも食事をするのも,生命を養い健康を保つためで,その本質は同じだということ 「広辞苑」より)という言葉がありますが,私たちの体は,私たちが食べたものでできているので,自分自身の食事を見直す一つの材料にしていただければと思います。特に成長期にある子どもたちの食事については,今一度考えてみてください。

ホームページを通して

 本校のホームページをご覧の皆様,いつも本当にありがとうございます。学校のホームページがこのような形で掲載されるようになって,どれぐらいが経つでしょうか。今や,子どもまでが個人持ちのコンピュータやスマートフォンを持つ時代となり,ネットを通じての情報発信や情報収集が当たり前になりました。今では,子どもたちにネットの怖さや落とし穴について,学校で指導するような時間も設けられています。
 ホームページの記事を書くようになって,改めて自分たちの活動の意図やその様子を保護者の方に伝えたいという気持ちが強くなりました。学校は,細部にわたるまで教育的意図をもって取り組んでいます。その一つ一つを保護者に十分伝えきれていなかったことに気付いたのです。ホームページを通じて,私たちの願いが伝わることを期待しています。
 ところで,本校の記事を見ていると,どこか,本校の保護者だけを対象に書いているというように受けとられるものがあります。私たちも気を付けなければいけないのですが,本校のホームページは,世界のどこからでも閲覧できます。以前に,アメリカに暮らしておられる卒業生から,学校にメールをいただいたことがありました。「懐かしく記事を読ませていただきました」とのメッセージが寄せられていました。当たり前なのですが,改めてホームページの力を実感した次第です。
 今後も,日常の子どもたちの様子をお知らせすることで,本校教育へのご理解が高まればと願っています。

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学校行事
11/29 4年生 京都モノづくりの殿堂・工房学習
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