学校保健委員会

　２月２６日、学校保健委員会を行いました。学校医の先生方やPTAの方々にもご出席いただき、本校生徒の健康に関する現状や意見交換、ご助言等をいただきました。成長期真っ只中の中学生は、多少の無理があっても若い細胞が帳消しにしてくれるように見えますが、ついつい自分の健康管理のことを忘れて体調を崩してしまうこともあります。だからこそ、学校医の先生方には定期的に検診をいただき、ご家庭や学校が子どもたちの健康に注意を払って、健やかな成長を支えていくことが大切だと、改めて感じました。

2年生 薬物乱用防止教室

　２月２６日、２年生では薬物乱用防止教室を行いました。スクールサポーターの方にご講演いただき、薬物を乱用することの危険性を学びました。薬物の乱用によってトラブルが生じたり自分の人生が思わぬ方向へ傾いたりした時、自分自身が傷つくことはもちろんのこと、自分に関わる他の人にも影響が及び、自分だけの問題ではなくなることも強調されていました。また、実際に中学生を対象に行われたアンケートの結果から、薬物に興味や関心がある中学生が実際にいるということにも驚かされました。中学生はまだまだ好奇心が旺盛な年代だからこそ、様々なことに挑戦できるという良い面がある一方で、知らずに危険なことに手を出してしまう可能性もあります。だからこそ、薬物を乱用することの危険性を知り、薬物から自分の身を自分で守れる人になってほしいと思います。

３階教室に遮熱カーテンを設置しました

　本日、３階教室（現１−２、１−３、学習室）に遮熱カーテンを設置しました。（北校舎の全教室に言えることではあるのですが）特にこの３教室は建物の構造上、他の教室よりも室温が非常に高くなり、昨年の夏はエアコンを稼働させても室温がなかなか下がらず、体調を管理したり授業に集中したりするには不十分な状況がありました。その対策として、遮熱カーテンを活用することとしました。実際の効果は夏になってから実感することになりますが、少しでも改善されることを期待しています。

３年生 性教育学習

　本日、３年生では性教育学習を行いました。「大切に生きるとは」と題し、助産師の方にご講演いただきました。

具体的な内容は、

　・体の性について
　・心の性について
　・性行動について
　・恋愛関係について
　・性暴力、性犯罪について
　・望まない妊娠について
　・性の多様性について
　・あなたの未来について

　生徒一人一人が、自分のこれからの人生と結びつけて理解できるように構成されていました。途中には、（恋愛関係としての）交際について生徒が考えを述べたり、意見を交わし合ったりする場面もあり、普段から性について考えたり感じ取ったりしていることをアウトプットすることで、生徒たちは、性に対する理解度や人権感覚などを再認識することができたようです。
　「性」について、その人らしさが尊重される社会にしていこうと様々な取組がされています。今回の性教育学習の最後には、「これから、自分の人生を自分で決めて進んでいくあなたたちへ」とメッセージが投げかけられ、「性」の観点から自分や他の人を大切にする心が育てられる取組となりました。

１・２年生 学年末テスト

　本日より３日間、１・２年生では学年末テストを実施します。生徒のみなさんには、この一年間で知ったこと、気付いたこと、考えたこと、感じ取ったこと・・・様々な学びを生かして、最後まで納得のいくように取り組んでもらいたいと思っています。
　ホームページで一年間の定期テストについて発信をするために、その都度写真を撮ってきましたが、今改めてそれを見返すと、特に１年生のテストに臨む姿には大きな成長を感じます。昨年の５月に初めて受けた定期テストでは、小学校ではあまり味わうことのない緊張感と懸命に向き合っていた姿が、今では、その緊張感はあるものの、それを乗り越えて自分の学びをどのように生かそうかと思考を巡らせている姿へと変わり、２年生と同様に定期テストに取り組んでいる様子が、大変充実しています。
　次の学年へ進級してからも、定期テストは「学校から課されたもの」ではなく「自分の学びと身に付いた力を生かすもの」として取り組んでもらいたいと考えます。

２月５日 京都はぐくみ憲章の日

本日２月５日は、「京都はぐくみ憲章〜子どもを共に育む京都市民憲章〜の日」です。

　わたくしたちは、
　ー 子どもの存在を尊重し、かけがえのない命を守ります。
　ー 子どもから信頼され、模範となる行動に努めます。
　ー 子どもを育む喜びを感じ、親も育ち学べる取組を進めます。
　ー 子どもが安らぎ育つ、家庭の生活習慣と家族の絆を大切にします。
　ー 子どもを見守り、人と人が支え合う地域のつながりを広げます。
　ー 子どもを育む自然の恵みを大切にし、社会の環境づくりを優先します。

これからの京都、日本、世界を創っていく存在である「子ども」に大人が未来を託すのであれば、まずは子どもの命や人権を徹底的に守り、安心・安全に生きていける環境や社会を整えることが、私たち大人の責任ではないでしょうか。北野中学校区の子どもたちが集う北野中学校は、京都はぐくみ憲章を尊重し、教育の側面から子どもたちの健全な育成を支えます。

科学センター学習

本日午後、科学センター学習へ行ってきました。
前半、プラネタリウム学習を行いました。その後、各クラス2分野ずつ、
「化学」「生物」「地学」「物理」４分野に分かれての学習を行いました。

趣向を凝らした学習課題で、様々な学びがあったことと思います。

１年生）科学センター学習 ２年生）オーケストラ入門教室

　本日午後より、１年生は青少年科学センターへ、２年生は京都コンサートホールに向けて出発しました。１年生は科学センター学習として、化学・生物・地学・物理の各分野で実験をしたり観察したりします。２年生はオーケストラ入門教室として、京都市交響楽団による管弦楽演奏を鑑賞します。どちらも、学校では得ることのできない体験に出会う機会で、生徒たちは「特別なもの」や「本物」から様々なことを感じ取り考えて帰って来ることと思います。

１・２年生 百人一首大会

　本日、１年生と２年生それぞれで百人一首大会を行いました。本校では、毎年恒例の取組です。上の句が詠まれる前、体育館は静けさに包まれ、まるで空気の流れが止まったかのような雰囲気の中、BGMとして奏でられたお箏の糸が弾かれた一瞬一瞬で空気が緩やかに揺れます。そして、句が詠まれると、一斉に生徒たちが前傾姿勢になり、勢いのある札の取合いが始まります。このように、百人一首に取り組むことを通して、日本独特の静と動のよさ、洗練された歌などの日本文化のよさに触れ、そこから感じ取り自分なりに考えた日本の伝統文化の美しさを、ぜひ多くの人と分かち合ってほしいと思います。

２年英語科授業 英語による絵本読聞かせ学習

　本日、２年生の一部のクラスが英語科授業として朱雀第八小学校を訪れ、６年生に向けて英語による絵本の読聞かせ学習を行いました。本校２年生は、それぞれの絵本に描かれたお話の雰囲気も大切にしながら、相手に伝わる英語のアウトプットを目指しました。更に、６年生には、小学校授業での英語の学びも生かしながら中学生が表現する英語に触れ、あと２ヵ月後に中学校で学び始める英語に対して興味や関心をもってもらうことも目指しました。
　本校２年生は、６年生に対して絵が見えやすいように工夫しながら絵本を持ち、ゆっくり丁寧に英語で読みました。また、６年生の興味や関心を引き出すために、絵本を読む前にお話しに関するクイズを出すことを予告して、読み終わった後にクイズで更に英語によるお話の楽しさを深めていました。その成果が掲載の写真の通りです。６年生の皆さんには、身をのり出しながらじっと絵本に集中して楽しんでもらったようです。
　小中一貫教育を進めるにあたり、異なる場所で学ぶ小学生と中学生の接点をもつことには様々な調整や準備等が必要になり、どうしても敷居が高くなりがちです。しかし、今回の授業の様子から、小中一貫教育の意義を十分に感じるとともに、義務教育を受ける子どもたちの成長が更に促されるものとして積極的に取り組んでいいきたいと考えます。（今回の授業は、後日、仁和小学校と大将軍小学校でも実施することを計画しています。）