最新更新日:2024/12/17 | |
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3年 華道体験日本文化のよさを現代を生きる子どもたちが感受性豊かに受け止めて、自分事として向き合っている姿に大変感動しました。 「よりよい生き方を考え、判断し、行動できる子どもの育成」を目指した道徳の授業
写真は、10月17日に実施した道徳の授業の中から、2年生の1クラスの様子です。学習指導要領より「友情、信頼」に基づき、「泣いた赤おに」という物語を題材にしました。人間と仲良くなりたい赤おにと、友だちとして赤おにの役に立ちたい青おにのそれぞれの心情から、友情や信頼関係について考え、互いに励まし合い、高め合うとともに、悩みや葛藤も経験しながら人間関係を深めていこうとする態度を養うことをねらいとしました。
「泣いた赤おに」は大変有名な物語でもあることから、すでにこの内容を知っている生徒もいました。それでも、中学2年生という成長の段階でこの物語と向き合うと、様々な思いや考えがあふれ出し、特に意見交流は大変活発に行われました。友人を含めたより良い人間関係の構築に対して慣れないこともまだまだ多い中学2年生ならではの視点や発想は、この授業の中で悩み葛藤した末に生み出され、また他者の思いや考えを知る中で共感したり、自分の発想を振り返ったりすることにつながりました。 今回の授業は、普段行っている道徳授業の側面だけでなく、「よんきゅう絆プロジェクト小中一貫教育目標:未来を拓き、しなやかに生きる子どもの育成」「北野中学校ブロック小中一貫教育目標:よりよい生き方を考え、判断し、行動できる子どもの育成」を基に構成した授業でもあります。小学生の低学年・中学年・高学年から中学生へと系統立てて授業を構成し、9年間の小中一貫教育を目指した取組です。今後、この授業について小学校とも交流したり改善したりして、北野中学校ブロックの児童生徒の学びを深めていきたいと考えています。 学校祭の次の日
3日間の学校祭が終わり、日常が戻ってきました。(全ての学校行事に言えることなのですが)学校祭は、「思い出作りと非日常を楽しむこと」が主たる目的ではありません。計画や準備などの取組が始まった時点から、終わりまでの過程で、学校教育目標を踏まえて生徒にどのような力を身につけさせたいのか、そして生徒のどのような姿を目指すのか・・・学校はこれを大切にしながら取り組みます。結果として生徒たちの笑顔が溢れ、楽しんでいる様子があったとしても、それには教育的根拠が必ずあります。
学校祭の次の日(本日)、もしも学校に活気が無く、生徒たちの姿が疲労感でいっぱいだったとしたら、思い出作りや楽しむことに注力しすぎて、「燃え尽きた」という結果だと思います。しかし、北野中学校は今日も、生徒たちが元気よくあいさつをし、授業に集中し、笑顔をたくさん見ることができています。つまり、学校祭の取組での学びを生かそうと無意識にでもしている姿です。(それでも疲れはきっと多いはず。週末はしっかりと休養してください。) 長期に渡る学校行事が終わった後、中学生には、学校教育における変容を見ることができます。北野中学校では今日の生徒たちの様子から、これから見えてくる変容を前向きに捉えることができます。それぞれの学年・クラスを終えるまでの約半年間、今日見ることができた生徒たちの姿を大切に育んでいこうと思います。 学校祭体育の部8また、北野中学校学校祭も3日間を通して、大盛況に終えることができました。多くの方々のご支援をいただきながら取り組むことができたことで、生徒たちの生き生きとした姿が生まれました。本校が育成したい資質・能力「1 場と状況に応じて適切に判断し行動する力」「2 主体的に課題解決に取り組む力」「3 多様な他者を尊重する姿勢」「4 自分の考えをもち、相手意識をもって表現する力」が大きく育まれた行事となりました。 自分から仲間を信じ切ること、そして自分から行動を起こしたからこそ得られた「信頼関係」を、これからも大切にして学校生活を送りましょう。 学校祭体育の部7
午後の部の種目も残り少なくなってきました。ここでの紹介は、生徒と保護者が一緒に挑戦する綱引きです。生徒たちの綱引きに保護者の方々が走って加わり、大変長い綱を力いっぱい引きました。勝ったチームも負けたチームも、保護者の方々には生徒と一緒になって喜んだり悔しがったりしていただきました。
学校祭体育の部6学校祭体育の部5
学校祭体育の部、午前の部の最後はクラス対抗大縄跳びです。学校祭に向けた様々な取組で築かれた信頼関係が、今こそ必要とされる競技です。失敗してもお互いに励まし合いながら飛び続ける生徒たちの姿に心打たれます。
学校祭体育の部4学校祭体育の部3学校祭体育の部2
開会式の様子です。ここから生徒たちの表情も、どんどん引き締まっていきます。
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